やかん無しではや・・・何年たつのだろう?
2年前の引越しを機にやかんを処分しました。(ついでにオーブントースターも処分していまだに無いまま)
結婚したときにホームセンターで買った、何の変哲もない普通のステンレスのやかんでした。
お湯が沸くとピーと音が鳴ったっけな。
が、いつのまにやら笛の部分が壊れて、鳴らないただのやかんになりました。
なんとなく使い続けていたのですが、いつのまにかほとんど使わなくなり、台所のすみでほこりにまみれて転がっておりました。
そんなわけで「やかん・・・いらないんじゃないの?」と思い、処分したのです。
お湯を沸かすだけしかできないのに、あんなに大きくて、しかも・・・かわいくないなんて。
お湯ならおなべで沸かせるし、もともと麦茶はなべで大量に沸かすことのほうが多かったし。
そうだそうだ、いらないいらないとうれしい気持ちになりました。
あるのが当たり前だったもの、「なんだこれが無くてもいいんだ!」と発見するたび物の束縛から解き放たれるようで心が軽く、自由な気持ちになれます。
引越し後はティファールの電気湯沸かし器を購入して使ってきました。
これはこれで悪くないのですが、音がうるさいんですよね。
お湯が沸くときにがーーーっと音がして、あまり気持ちのいいものではなくって。
地震後は節電!と思いティファール使用を控えて小なべでお湯を沸かしています。
気のせいでしょうが、ガスで沸かしたお湯のほうが冷めにくく、味がやわらかいような気がします。
何よりうるさくない!
ガスでお湯を沸かす行為が思いのほか気持ちのいいものだったので、よしそれならばずっと気になっていた
「野田琺瑯のスリムポット 」を買ってもいいんじゃないか?という気持ちになってきました。
このポットもいいなあ、かわいいなあと思い続けてもう5年以上になりますね。
なかなか買い物しないので、もう何年も気にかかっているものがいくつもあります。
いえ、別に今のようになべでお湯を沸かしていて何の問題も無いのですが、ただコーヒーをドリップするときにはちょっと・・・。
なべから細く細くお湯をそそぐのはなかなか難しいものです。
ポットがあればもっと注ぎやすいよな~いいな~と。
ちょっと調べてみたら、琺瑯のためふたも持ち手も熱くなるので持つときにはミトンが必要とか。
どうかな?かわいいフォルムのためならばいちいちミトンを使うのおっくうじゃないかな?
かわいい小ぶりのミトン作っちゃおうかな?
なんて考え出すとまたきりが無く、いつになったら買えるのかまったくめどの立たないポットであります。
「あ~暇だよ」
本のリサイクルショップがかなり充実してきて、しばらく本は本屋さんでまったく買わない時期がありました。
だって、あそこにいけば棚にずらりと並んだ文庫本,100円で買えてしまものがたくさんある。
ちょっと気になっていたあの本やら、好きな作家のこの本やら、どっさり買っても新しい本を数冊買うよりもずっと安くすんでしまうのです。
これはいいと、読む本がなくなるとリサイクルショップへ行き・・・を繰り返していました。
家にはどんどんたまる本。
あくまでも個人的な感想ですが、軽い気持ちで買った本は、やっぱり心に残って何度も読み返したい本にはなかなかならないのですね。
読みたい!と思って正規の値段を払って買った本は、ずっととっておいて折に触れて読み返したり、読み返さずとも何度も思い返したり。
簡単に多くの本が手に入ることはいいことなのだけど(活字とあらば何でも読みたいタイプなので)、それだけでは満たされない気持ちが「本を読む」という行為にはあるのだなあとつくづく感じます。
なので、電子書籍にはまったく興味がわきません。
ページを手でめくってこそなんぼ、という古い古いタイプの人間なので。
アクセス権が手に入るだけで「本」をこの手にできない電子書籍はなじみませんねえ。
何でも便利なのがいいのか?いやいや。簡単に手に入ることがいいのか?
話はそれますが、私の通っていた高校には、それはそれは個性的な先生方がたくさんいました。
人間的にものすごく魅力的な方々で、今思えばもっとたくさん話を聞いておけばよかったなあと思います。
英語のグラマー担当の先生がおっしゃっていたのが
「あんた達、夏休みになったからってバイトなんかして、それで余った時間で勉強すればいいなんておもってるんじゃないでしょうね?そんなの甘いわよ~。勉強なんてねえ、暇で時間が余って、仕方なく『勉強でもするか』ってするものなんだから。分かってる?」(←ほぼ原文まま)
そのときは「あ~そんなものなのかなあ?」って思っていましたが。
この先生の言葉が忘れられず、大人になって何度も思い返しています。身にしみます。
そうなの、時間をうまくやりくりして無駄のないようになんて私にはできない。
暇な時間があるからこそ、子どもを抱っこして絵本も読んでやれるし、蒸しパンなんかのおやつも作ってやれるし、ご近所さん達とエンドレスのおしゃべりもできるし、夜になったら遠く住む友人に思いを馳せることもできる。
暇な時間のなんと貴重なことか。
子ども達にもできるだけ「あ~暇だ!何にもやることない」って感じる時間を味合わせたいと思っています。
暇だからできること、暇だからこそ考えること、作り出せること。
思いっきり暇を満喫して欲しいのです。
この先生の言葉が忘れられない私は「忙しい」ことが怖くて仕方ありません。
誰に声をかけられても
「あ~、暇だよ。いつでもいいよ。」
と答えられる自分でありたいです。ずっと。
本日2度目のお花見
桜の花が好きなので、春は大好きな季節です。
今年もささやかにお花見をしました。
いつも桜が咲いているうちに3回くらいはお花見したいなあと思っています。
近所の公園は丁度満開。
今年2度目のお花見を、ほんとにこじんまり次女と二人で楽しんできました。
彼女はジュース、私は家でいれたコーヒーをポットに入れてそれぞれ好きな雑誌を持って。
次女「ぷっちぐみ」とやらの雑誌を3冊も抱えて、おやつもしっかりポシェットに詰め込んでいました。
桜の下のベンチに2人座って、雑誌を見たり、おしゃべりしたり。
1時間ほどの短い時間でしたが、桜の下でするならばすべてきっとお花見ですね。
近所の子ども達の間でも、どうやら「お花見」流行っているようです。
夕方義母に次女をお願いして留守にしている間、お友達に誘われて次女は本日2度目のお花見をしてきたようです。
ちっちゃなレジャーシートを探し出して、しっかりおやつも持ち寄って。
6,7歳の子が集まってするお花見、かわいらしいなあ。見たかったな。
夕方また大きな余震がありました。
3月11日の地震から丁度一ヶ月です。
一日も早く、みなが心落ち着いて過ごせる日が来ますように。
これ以上悲しい思いをする人が増えませんように。
「南極料理人」になりたい
レンタルDVDで数本まとめて映画をみました。
長女次女用に借りたのは「スイングガールズ」と「クイール」
「「スイングガールズ」は今年の春から小学校のブラスバンド部に入りたいと大騒ぎしている長女に。
ずっと前に見た「犬と私の10の約束」が大好きな次女のためには「クイール」
アニメ映画よりもこういった映画を喜んでくれるので、私も一緒に鑑賞できて楽しいのです。
思ったよりも早く一緒に映画を楽しめる日がきたことにちょっとびっくり。
私が借りたのは「南極料理人」
フードスタイリストが飯島奈美さんだとうことで、ずっと気になっていた映画です。
正直ストーリーがどうこうというよりも、彼女の料理を見たくて選んだようなもの。
いやいや、映画自体も面白かったですけど。好きな人とそうでない人と好みがはっきり分かれる映画かな。
「堺雅人主演 映画『南極料理人』 氷点下54℃、家族が待つ日本までの距離 14, 000km 究極の単身赴任。
ペンギンやアザラシはおろか、極寒のためウイルスさえも存在できない過酷な状況のドームふじでの物語 」
料理人が作るおむすびや豚汁、時にフルコースや伊勢海老のエビフライ!麺からつくるラーメンもそれはそれは美味しそうでした。
見終って早速夫に報告。
「ねえねえ、私南極料理人になりたいと思うんだけど。だって料理を作って食べてもらうのが大好きだけど、お店で働いて、不特定多数の人に食べてもらいたいって気持ちはないの。家族とか、友達とか、知ってる人に食べてもらって『美味しい!』って言ってもらいたいんだよね。南極料理人ってぴったりだと思わない?食べさせる相手は隊員8人だし。」
「旬のものが並んでる農協とか、道の駅とかを別にしたらスーパーに食材を買いに行ったりするのは別に特に好きなわけじゃないし。あるものでやりくりして、一年間美味しいものを工夫して作るのって、すっごくやりがいありそうじゃない?一年なんてすぐにたっちゃうよね、きっと。
お誕生日にはケーキ焼いたりしてさ、こどもの日には柏餅作ったりして。あ~わくわくしてきた。海上保安官にならないとだめなんだよね?。無理だよね~でもさあ、子ども達が大きくなってチャンスがあったらなってもいい?」
夫は慣れているので
「またわけのわかんないこと言い始めた・・・。」
って顔をして黙って聞いてくれました。
ま、そんな話は冗談にせよ(ちょっと本気だったりね)美味しい料理を見る価値のある映画でした。
原作は南極観測隊の調理担当として働いてた、西村淳のエッセイ「面白南極料理人」
これも読んでみよう。
「台所から、日本を元気に」
何度めぐってきても、絶対に忘れることのできない3.11
あの日思ったこと、感じたこと、決意したこと、これから抱えてずっと。
「台所から、日本を元気に! RECIPE FOR JAPAN 」
いつもみているブログでこんなサイトがあることを知りました。
不安や心配で心が揺れ動いている子どもも大人も、台所で作られた気持ちのこめられたご飯を食べて少しでも穏やかな気持ちになれますように。
ご飯を作って、食べて、片付けて、また作って。この当たり前の繰り返しがどうか絶えることがありませんように。
誰にとっても当たり前のことでありますように。
長女小学校の春休みは今日でおしまいです。
最後のお楽しみで、近所の子どもたちに声をかけて総勢8人のお泊り会をしました。
年もばらばらな幼稚園から新中学一年生までの8人、わいわいわいわいおおはしゃぎ。
子どもたち8人にご飯を作って食べさせるのはそれはそれは楽しいものでした。
ご飯を作って、食べてもらう。
美味しいって言ってもらう。
私の心が満たされました。
子ども達よたくさん食べてくれてありがとう。
あえてしないことの潔さ
だいぶ前の話になりますが、林真理子さんが初の児童書「秘密のスィーツ」 を書かれました。
新聞広告を見て、心の中で「よっしゃ!」と。
林真理子さんは小さいときから好きな作家で、代表的なものは大体読んでいると思います。
初めて読んだのがかの有名な「ルンルンを買ってお家に帰ろう」でした。
小学生のころだったと思います。
大人向けの、それもエッセイだったので「何が面白いんだろう?」と思いながら読んだのを覚えています。
子どものころから、家にいるときは何か食べているか・本を読んでいるか、どちらかだったくらい活字を読むのが好きでした。
毎週末父と妹と近くの図書館に行くのが習慣で、その小さな図書館では読みたい本がなくなってきてしまい、仕方なく大人のコーナーで読めそうな本を探していたのを覚えています。
「ルンルンを買ってお家に帰ろう」
多分楽しげなタイトルに惹かれて借りたんだろうな。
この一冊のエッセイから始まって、年齢が上がるにつれて林さんのほかの本も手に取るようになりました。
「葡萄が目にしみる」や「ミカドの淑女」 は面白くって夢中で読みました。「着物の悦び」 も面白い。
(余談ですが、私は「「着物の悦び」のような着物を題材にしたエッセーが大好き。自分では着物どころか浴衣も一人で着られないのに。群ようこさんの「着物365日」もまた面白い。どちらも着物を着る参考にはまったくならないけど)
時がたって、林さんがご結婚され、44歳でお子さんを出産されたときに「あー、次は子育てエッセイ書くんだろうな。」と思いました。
今でもそうですが、約10年前のあのころはアイドルだった人や女優が結婚して、子どもを産んで、必ずといっていいほど子育てエッセイを出版していました。
ま、いいんですけど、その、なんというか「子育てって大変!でも子どもってこんなにも愛おしい!出産して初めて分かったことがいっぱいです♪」って安直さがあまり好きではなかったのです。
次は林さんも仲間入りか~なんて思っていたところ、どこかで目にした文章で
「安易に子どものことを書いて本にしようとは思っていない。私は物書きなので、子どもを授かったことが、なんらかのかたちで消化されて、いつか形になればいいと思っている。」
みたいなことを言っていました。もうだいぶ前のことなので、ほんと~にニュアンスでしかないですけど、たしか・・・こんな感じのコメント。
それをみた時に「この人は作家だ」と感じてますます好きになりました。
あれから約10年たって、林さんは「秘密のスィーツ」という児童書を書かれました。
これが、あのときの答えなんだなあととてもうれしく思いました。
まだ読んでいませんが、長女と一緒に読んでみたいなあと楽しみにしている一冊です。
忘れないうちに今年の抱負
あけましておめでとうございます。
かな~り遅くなりましたが今年もよろしくお願いいたします。
結構一生懸命作ったクリスマスケーキやおせちの写真もまだ手付かずのままですが、とりいそぎ忘れないうちに今年の抱負なぞ。
まず一つ目は
「家族で囲む食卓を大事にする」
子ども達がもっと小さなころから、毎晩寝る前に布団の中で「今日一日楽しかったことは?」と聞いて話をしています。
「お友達と遊んだこと」「お父さんと公園に行ったこと」とその時々によって答えはさまざまですが、2人が必ず言ってくれるのは「みんなでご飯を食べられたことが楽しかった」
家族4人そろっての夕飯だったり、おじいちゃん・おばあちゃんも一緒のにぎやかな食卓だったり、夫が仕事で子ども達と3人だけのことも多いのですが、どんな日でも必ずそう言ってくれます。
いつもいつも豪華な美味しいものばかり並ぶ食卓のはずは無いのですが、それでもそう思ってくれる気持ちが何よりもうれしく、食事の支度をする私の心の支えになっているのです。
今年はそんな子ども達の気持ちにこたえられるように、今以上に気持ちをこめて「美味しそうだなあ・美味しいなあ・美味しかったなあ」と喜んでもらえる食卓を整えていこうと思います。
実は今までは食事にこだわる自分に少し抵抗があって、「いやいやそんなに手づくりにこだわることは無いんじゃないか?」なんて感じたりもしたのですが、今年からはそんな気持ちはきれいさっぱり忘れ去って、美味しいものを作って食べてもらうことにひたすらに一生懸命になろうと思います。
やっぱり、食というのはとても大事なものだから。私が思っていた以上に大事なものだと感じたから。
心をこめて整えられたものを誰かと一緒に食べるということは、単に「美味しい」と感じる気持ちだけではなくてそれ以上に大切なものを伝えられるだろうから。
そんなことを伝えるチャンスが与えられていることに感謝しつつ、今年は一生懸命料理を作ります!
もうひとつは
「待つことを大事にする」
去年から始めたお料理教室で、イチゴのショートケーキの作り方を習いました。
デコレーションの仕方とかいろいろ勉強になったのですが、一番感心したのが買ってきたイチゴをそのまますぐに使わないということ。
ちょうど食べごろのものが手に入ったら別ですが、予定している日の2~3日前にイチゴを買っておいて、涼しくて暗い場所で美味しくなるまで「待ってあげる」のです。
しばらく置いておくと、確かに甘くて美味しそうな香りが漂ってきます。
これが食べごろ。
こうして待って食べたイチゴは高価なものでなくても、ほんとに甘くて口の中でとろけるように美味しかったのです。
待つってことはただ単にぼーっとほったらかしにしておくことではなくって、先を見つめながら気を配りながら見守ることなのかなあと。
待ちきれず、我慢できずあれこれ手を出してしまうことでだめにしていることって多いんじゃないかなあと。
特に私はねえ・・・。
常々感じていつも書いていることですが、今年こそは意識してしっかりとやってみようと。
料理でも、子どもに関してのことも、自分自身のことでも「待つこと」を大事に一年間生活してみたいと思います。
今日から長女の学校が始まりました。
早速近所の女の子達が遊びに来て、今はみんなで漫画作成中。
(テレビ番組「バクマン」とやらの影響?)
お引越ししてちょっといじめられたりもするけれど、それを助けてくれた男の子に恋をしてしまう♪というストーリーらしいです。
タイトルは「引越し恋愛」
そのままじゃないか~!と突っ込みたくなりますが、まあぐっと我慢して出来上がりを楽しみに待つことにします。
あ、待つのって楽しくて幸せなことでもあるんでした。
待てるということに感謝。
クリスマス会だけでも6回もある
昨日はご近所さんたちと、子連れでクリスマスパーティーという名の飲み会開催。
家からみな歩いて1~2分の距離に住んでいるので、荷物を運ぶのもらくらく♪
お料理もお皿にラップをかけた状態でそのまま運んでこれちゃいます。
飲んでる途中で、飲みなれた自分のグラスを取ってくる!なんてのもあり。
子ども達は力尽きて倒れた子から順にお布団に運び、最後は大人だけで朝の4時近くまでしゃべり倒しました。
いいなあ~ご近所さんと飲むのって楽しい♪
そういえば社宅に住んでいたときも、こうやってよく集まってはご飯を食べたものでした。
ふと思いついて声を掛け合って、家にあるものを寄せ集めては一緒に食べました。
大人も子どももわいわいわいわいしながら、途中
「あ、そういえば冷凍庫にアイスがあった!」
「この間買ったワインがあるから持って来る!」
と廊下をひたひた走っては家に取りに戻ったものでした。
ご飯だけのつもりがお酒が進み、そうだそうだ子ども達まとめてお風呂に入っちゃいなさい!パジャマ家からとっておいで~、と。
あああ~あの時は楽しかったなあ。
泣いてばっかり
涙もろくって困ります。あ、私が。
特に子どもが絡んでくると、もう涙腺が弱くて弱くて大変です。
なんでしょうねえ・・・年ですかねえ。
子ども達に絵本を読み聞かせながらも泣いてしまいます。
言うまでもなく有名な絵本ですよね。
学生時代に「感動する絵本」って触れ込みで初めて読んだときは、正直「ふーん」って感じでした。
大して印象に残っていた絵本ではないのですが、それから10年近くたって、子どもを二人産んで、再び読む機会がありました。
子ども達2人を連れて行った近所の10分1000円カットのお店です。
髪を切る順番待ちの間に置いてあったこの絵本を、ふと手にとって読み聞かせていたら、ああ・・・。
涙で声が詰まって読めなくなってしまいました。
床屋さんでねえ、一人泣いてるっていうのもなんだかなあという感じでしたが、ぐっときました。
年を重ねて初めて分かる思いってあるのだなあとうれしく感じました。
まだまだあります。
長女が習い始めた某公文教室。
国語の教材に出てきた「モチモチの木」 を読んでいてまた涙涙。
小学生の時には「なんだか怖そうな絵本だなあ」と切り絵の表紙の印象が強くって手に取ることすらなかった絵本でした。
これがまあ、なんともいえないいいお話で。
小学生の長女はどんな思いでこの話を読んだのかな?
最後は最近購入した「クリスマスのふしぎなはこ」
クリスマスの時期には毎年必ず新しい絵本を買っています。
12月に入るとすぐに、棚の上にクリスマスに関係する絵本を何冊も飾っておくのです。
子ども達はもちろん、遊びにきたお友達も楽しんで読んでくれます。
こうしてツリーやリースだけでなく、クリスマスの気分を少しずつ楽しんでいくのが好きなのです。
今年新しく買ったのがこの「クリスマスのふしぎなはこ」
絵がねえ、なんだか昭和な感じでとっても素敵なのと、ありそうでなさそうな素敵なストーリー。
あったかい、あったかい絵本です。
対象年齢が2~4歳の、とてもシンプルな絵本。
「サンタさんっているんだよね?でも、いないって言ってる人もいるしねえ・・・。でも・・・。」
とちょっと心が揺れ動いている8歳の長女も、思いっきり引き込まれて読んでいました。
そして読み終わった後には
「ほら、やっぱりサンタさんはいるんだ!」
って改めて信じなおしていたようです。
シンプルだけど、やさしくて、あったかい絵本です。
いいなあいいなあ、家族っていいなあ、お家っていいなあ、子どもと暮らすってあったかいなあって思いで涙がこぼれてくる絵本でした。
携帯電話
長女が2年生になり、放課後は同じ町内以外のお友達と遊ぶことも多くなりました。
行動範囲がだんだん広がってきて、いろいろなお友達と遊んでいるようです。
今は早く3年生になって学校の吹奏楽クラブに入るのが楽しみらしい。
いいねえ、やりたいことはどんどんやっておくれ。
お友達の中に、もう携帯電話をもってる子もちらほら・・・いるようです。
この間遊びに来てくれたお友達も、かわいらしいストラップのついたピンクの携帯電話を持っていました。
学校から帰ってきて、おやつもそこそこに、近くの公園へ飛び出していきました。
2人が遊んでいたところ、近所の元気な男の子にどうやらちょっとからかわれたようです。
「私はさあ、慣れてるからぜんぜん平気だったんだけど、○○ちゃんは初めてだからね、すごくいやだったみたい。
キックされて、すごく怒って、携帯でお父さんに電話してたよ~。」
長女がその夜お風呂で話してくれました。
うわさには聞くけど、携帯で親にいいつけちゃうってほんとにあるんだな~と軽く驚きました。
そのときはどんな状況たのかだけ長女に聞いて、その話は終わりました。
次の朝、よくよく考えてみてお友達が「携帯でお父さんに電話した~」ってことについて、やっぱり長女にひとこと話しておいた方がいいよなあと思い直しました。
登校前の長女に
「ねえねえ、昨日○○ちゃんが携帯でお父さんに電話した話だけどさあ・・・」
といいかけたところ
「あ、あれねえ、電話したって仕方がないのにね。」
とあっさり。
「その場で話し合って解決すべきだよね。私だって家にいたんだから、2人で公園から戻ってきて話してくれてもよかったよね。そうじゃなかったら後で話してくれてもいいんだけど、あの、いきなりお父さんに電話っていうのはさあ・・・」などなどなど。
長女に言わねば!と思っていた言葉すべて飲み込みました。
私が思っている以上に、長女いろいろ感じていろいろ考えているようです。