わたくし事まめっちは今思えば小さい頃から野望に満ちた女だった。

オギャーと産声をあげたのは馬小屋、ではないけれど、物心付いた頃から家は貧乏。ちょっとお金持ちそうなお友達と遊んだりすると決まって・・・

      「アンタとは身分が違うのよ、あの娘は!」

まめっち  「みっ、み・ぶ・ん・・・」

      「我々とは住む世界が違うって事
        だから付き合うんじゃないの!」
 
まめっち  「じゃ~誰と遊べばいいの?」
 
      「兄ちゃんがいるでしょ!」

まめっち  「・・・」


う~ん、たしかに身分は同じだ・・・


そんな偏見と貧乏に満ち溢れた家庭に育ったまめっち

小さい頃の夢は★魔法使い★になる事。

魔法でまずお金持ちになりたかったのであります・・・



そういえばよくポケット叩いてたっけ・・・


ビスケット出てくるかと思ってね。
の咲く季節。毎年この季節になるとなぜかさくらと一郎っていう歌手の「昭和枯れススキ」という歌を思い出す。(さくらつながりだけの単純な発想)

この世にあんなに貧乏くさい歌があるのか!というぐらいの歌詞だったなぁ・・・

たしか歌詞の内容は
<貧しさにも負け、世間にも負けた。もうこれで終わりだ。いっそキレイに死のうか・・チカラの限り生きたから未練など無い。花さえも咲かない、二人は枯れススキ・・・

これほどチョー後ろ向きな歌もあっぱれだ。


花さえも咲かない枯れススキってここに居る我が家の旦那様の事かい!


そこで平成の信長主婦は立ち上がる

咲かぬなら、咲かせてみせよう!枯れススキ!


さぁ!咲けぇ~い! 咲くのじゃ~!



わたくし時々話し言葉がおかしいと旦那様に指摘されます。

わたくし的には意味が通じればそれでいいじゃん と思うのですが、そういう適当さが

とても許せないらしい。


たとえば・・・


わたくしの旦那様。いい歳こいてプレステ2に夢中。もうやりだしたら止まらない。

子供ならいざしらず50歳も過ぎてあほ口あけてやっている。

ある日、あんまりにも夢中でテレビ画面にへばり付いてやっているので


「あんた!なにそんな目血なまこしてやってんの!」

と、ガツンと言ってやった。


すると旦那様。一言。


「それを言うなら血まなこだろ・・・」


まっ、そうとも言うわね・・・


なまこだろうがまなこだろうがなんだっていうのさ、まったく。

あほたれブー!




我が家のばあちゃん、ちょっとおボケさん。

夕飯を食べ終わってご満悦のばあちゃん。

「今日のナスおいしかったよ!」って・・・

ばあちゃ~ん、夕飯にナスはねぇぞ~(゜o゜)


よっぽどナス食べたかったんだ。きっと・・・
明日、食わせてやっからな ばあちゃんよぉ~。

だから明日まで長生きしておくれ。