山形市にて開催された、茶道裏千家淡交会東北地区大会に行ってきました。

平成23年に岩手南支部で開催予定であったのに中止を余儀なくされた第55回大会の
精神を受け継ぎ、併せて、「第55回・第56回東北地区大会」とされたそうです。

テーマは、『法灯に祈る東北の復興』


宝珠山立石寺、通称山寺には、比叡山延暦寺より分灯され、
延暦寺が焼き討ちにあい途絶えた際には、立石寺より移された、
千二百年灯り続ける「不滅の法灯」が安置されています。


お茶湯の儀に際し、山形支部長・第六十九世貫主・大僧正清原淨田様が、
延暦寺の許可を得て、利休居士尊前の灯明に分灯されて、
東日本大震災で犠牲になられた方々のご冥福と、復興を祈って下さいました。


ちょくちゃんのくいしんぼう日記


さて、山形には私の車での先生とみちのくふたり旅だったので、山形支部席と青年部席のある山寺へ
直接向かって、席入りまでの待ち時間を利用して、根本中堂を拝むことも出来ました。


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御本尊薬師如来の50年に一度の御開帳の期間だったのですが、4時間待ちとのことで、
お会いすることは叶いませんでしたがしょぼん




さてさて、[山寺芭蕉記念館]での茶席のお菓子は、


薄茶席(山形支部席)


        祈り[十一屋製]
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きんとんの法灯一休さん



青年部席


      舟 水しぶき[松嶋屋製]
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絣の着物の紅花娘さんが、記念のしおりを挟んだ
懐紙に乗せてきて下さいました女の子