茶道裏千家淡交会青年部が今年から一支部一青年部体制になりましたので、
今までの所属青年部の総会と、秋田青年部新体制移行総会がありました。


その後、和菓子末富当主・裏千家学園講師 山口富藏氏による、
「茶の湯のお菓子と四季」についての、記念講演会がありました。


京都には、御菓子司、おまんやさん、おもちやさんがあって、
御菓子司は、お茶のお菓子、おもてなしや贈答品を、
おまんやさんは、饅頭などのおやつとなるお菓子を、
おもちやさんは、餅粉から作るお餅を、それぞれ作られているそうです。
御菓子司は、のれん分けされたお店で、名前から初代が修行されたお店が分かるんだそうで、
[亀屋 末富]さんは、亀末からのれん分けされたのだそうです。


元々、日本には砂糖というものがなく、南蛮から渡ってくると、
お公家さんくらいしか口に出来なかったが、その庇護の下で
御菓子司が白砂糖を使った甘いお菓子をつくるようになり、
お茶も舶来品を珍重することから、
甘いお菓子とおもてなしをする茶の湯が確立されたそうです。

決して、苦いお茶を飲む為の甘いお菓子ではないんだそうです。


逆に、日本にしかない、「季節を待つ心」や、「四季に加え新年が存在する」のを、
素材の季節感も大切にして、お菓子が作られていることも学びました。


はんなりとした京ことばで、時折面白おかしく、分かりやすくお話くださったので、
たぶん1時間以上のご講演だったのに、あっという間に感じました。



その後の茶席では、京都から大切にお持ちくださったお菓子を、水屋で準備してくださいまして、
その間も、お気さくにいろんな事を教えてくださいました。

水屋ではみんな、だれかが質問する度に、先生が言葉を発する度に、耳をダンボにして、
目は、お菓子を盛り付ける先生の手に釘付けでしたえへへ


             追儺きんとん ひいらぎ 豆 [末富製]
ちょくちゃんのくいしんぼう日記-追儺きんとん
きんとんの赤鬼さんと青鬼さん、たまごボーロのお豆さんと、ヒイラギは生砂糖または州浜



お土産も下さいましたわ~い
ちょくちゃんのくいしんぼう日記-ふのやき ちょくちゃんのくいしんぼう日記-ふのやき
                           おめでたい新春のふのやき