茶道裏千家淡交会青年部東北ブロック四十周年記念大会が、仙台市にて開催されました。
本当なら、昨年九月に開催予定だったのに、あの大震災により延期されておりました。
青年部の仲間と多くの同門の皆様を亡くし、東北ブロック長と副ブロック長始め多くの会員が
被災してうち拉がれている中、お家元自ら東北ブロック長に励ましのお電話を下さった事や、
支えてくれた全国の仲間達に応えるためにも、東北に住む皆が元気を取り戻す為にも、
この度の開催に漕ぎ着けたそうです。
正に、「つなごう希望ある明日へ」~過去から現在そして未来へ~ のテーマそのものだと思いました。
そして、今回は裏方として参加させていただきました。
所属青年部長経由でのお話だったけれど、「みどりの絆プロジェクト」でのブロック役員の
ご苦労を肌で感じていたので、前日の準備から張り切って伺ったものの・・・
伊達政宗公の霊廟"瑞鳳殿"を護る為に二代忠宗公が創設された、
第二代ブロック長であり現宮城支部長が住職を務められる、
"瑞鳳寺"での、記念茶会の歴代ブロック長席のお手伝いで、
親支部の役員でいらっしゃるOB・OGの先輩の多い中、初めての誘導係で、
菓子席から濃茶席への伝令ありの、インカムで山門のシャトルバス係との
連絡係にもなって、いっぱいいっぱいで途中泣きたくなったけれど、
先輩の皆様に励ましていただいて、人が途切れたときにはみんなで談笑して、
先生や所属青年部や秋田支部の青年部の皆に会えたときは嬉しくて、
結果、とても楽しく、勉強になった一日でした。
しかも最後に、伊住公一朗様と同じお席でお濃茶を頂いて、
またまたまた修道の励みとなりました
お菓子は、
深みどり[売茶翁製]
ふんわり、しっとり、なめらかなきんとんの深緑
夜には、祝賀会と二次会もあって、楽しくのんじゃったぁ
余談ですが・・・
朝の準備が鈍い私は、着物を着るときは出発の2時間前には起きたいのだけど、
この日、朝5時半ホテル出発なのに、寝坊して4時20分に起きたのに、
出発に間に合いました
人間、いざという時は火事場の馬鹿力で何とかなるものなんですね