『茶道裏千家淡交会青年部東北ブロック協議会並びに正会員研修会』がありました。

本来なら5月下旬に青森県で開催予定だったのですが、東日本大震災により延期になっていたけれど。
東北ブロック長によると、「絶対に中止にしたくなく延期にしたが夢で終わるのではないかと思った。」
との事でしたけれど、秋田市に場所を代えて日程を1日だけにして開催できたそうです。


利休居士と歴代宗匠と、大震災で犠牲になられた岩手支部不来方青年部の仲間1人に黙祷を捧げて始まった協議会では、総本部報告も伺うことが出来ましたけれど、今回の大震災ではわかっているだけで16人もの同門の方が犠牲になられていて、未だ行方不明の方も多くいらっしゃるとの事でした。
また、被災された方々に、世界中の同門から集まった義捐金と総本部から見舞金の給付を直接被災地に出向いていらっしゃるそうですが、7月になっても、「政府からの支援が全くない状況で、初めての給付金はありがたい、お茶をやっていてよかった。」と仰る方が多かったそうです。


秋田北支部・秋田支部青年部合同で呈茶席を受け持っていたので、
協議会は最初だけだったけれど、
配布資料によると『被災地呈茶』も何度も行われていたそうです。


全国の仲間達が、お菓子とお茶を支援物資として送って下さるそうで、
今回の呈茶席のお菓子も、山陰ブロックから贈られた、


路芝[松江市 風流堂] 砂丘の風紋[鳥取市 京屋菓舗製]
ちょくちゃんのくいしんぼう日記-干菓子
道芝は、しっとりもちもちして、胡麻の歯ごたえと香りよく、
砂丘の風紋は、ふわふわして、それでいてしっとりとして、
美味しかったです。


お茶は、坐忘斎御家元好 青苔の白[松江市 千茶荘詰]、
点て易くて、甘みがあって、とても美味しいお茶でした。


だんだん


東北ブロック役員の皆様、全国同門の皆様、ありがとうございました。
秋田支部の青年部の皆様、おつかれさまでした。