日曜日に外国から来てる生徒の保護者と日本語教師と入試に向けての説明会に娘は出かけた
バスで行くように往復のバス代を両替せずにすむように用意した
ぐずぐずしてた娘は「間に合わない」
と言い出した
じゃあバス停まで送ってやると
車の中で「帽子持ってくればよかった」と言った
「ハンカチは持ってるよね?」と聞くと「持ってない」
頭にきたので怒りちらかした
「夏なのにハンカチも持ってない?なん考えてる?ぐずぐずするから忘れ物するとたい。少しは考えなさい」
怒ったものの気になったのでバス停に降ろして、もしかしたら取りに帰ってもバスに間に合うかもと急いで取りに戻った
ばバス停に着くと、まだいた
ハンカチを渡すと「ありがとう」と言いながら不満そう
ピンときた
「送って行こうか?」
頷いて寄ってきた
また車の中でお説教
「バスの時間まで調べてやって早くせんねって言ってるのにさっさとせんけん。時間は余裕持ってせなん」
会場まで送ってほっとしてたら
「夕飯食べてきていい?」
いいに決まってる
娘がいなきゃ私は何でもいい
「もちろん。美味しいもの食べておいで」
それから暫くして
「やっぱり帰ってから食べる」
心底がっかり
仕方なく夕飯の準備にかかった
帰ってきた娘が言った
「私一人で二千円も三千円も使うのもったいないと思って」と娘
「仕事頑張ってるから自分へのご褒美たい。お母さんのことは気にせんでいい。それより食べんで帰るって言うけんガッカリした」と言 うと
「じゃあ夕飯いらん」と娘
「いや、もう用意しよる」と私
夕飯は名古屋手羽先を作った
「美味しい」と嬉しそうに食べる娘を見ると作りがいがある