女医の、ステージ3の癌が見つかっちゃったのよね、の言葉に、泣いたり、開き直ったり、落ち込んだり、楽観視してみたり、でも娘の寝顔を見ると毎晩泣けてくる、というメンタルズタズタの1ヶ月が経ち、受診の日がやってきました。

旦那と相談して、そうだったとしても娘には伝えないと決めて、一人病院へ。

子宮の中の細胞を採取した、その結果を聞きに。

この時、以前までの女医さんから、腹腔鏡手術の執刀医の男性の医師にバトンタッチされていました。

血液検査をしてから、婦人科外来へ。

診察室に呼ばれると、執刀医は50代くらいのスマートなイケメン先生でした。

「前回の体癌検査の結果ですが、癌と思われる組織はありませんでした」と。

「あぁ、よかった、よかったです」

心からホッとして心の声が口から漏れました。

外科の先生なんて、どうせ前の女医みたいに、じゃあ、さっさといらない子宮取っちまいましょうって感じなんだろうな、と思っていたら、イケメン先生は違いました。

女性が子宮を取るというメンタルの部分のことや、体の負担、家族の理解の必要性やら、精神面の事を気遣って言葉を選びながら話している感じに、もうこの先生が取ったほうがいいというならそうしよう、という気持ちになりました。

そして、思ったよりも早く手術が決まりました。

2月に総合病院を受診して、5月の末に手術ということになりました。

半年待ちと言われていた腹腔鏡手術が思いの外早く決まったわけが、この月またぎの入院、ということなんだと思うんですが、この時はまだ高額医療費制度のことがよくわかっていなかったので、この入院で医療費がどんなことになるかなんて全然考えもしませんでした。

それよりも、もう取るんだ、切るんだ、手術の日まで決まっちゃったんだ、とサッパリした気分でした。

人生初の大きな手術なので、怖いという気持ちがないわけではなかったですが、それより、これでドバドバの出血の原因を根治できるわけなので、きっと楽になるだろうな、と思うほうが大きかったです。

入院中、あったら便利なものをネットで調べて、100均で揃え、キャリーバッグに詰め込んで、パジャマを新調したり、入院準備は楽しかったです。

この頃レルミナを服用して4ヶ月目に入っていました。

擬似閉経させる薬なので、骨粗鬆症を引き起こさないよう半年しか使えない薬だったので、ちょうどいい時期に手術できたな、と思います。

レルミナの効果で子宮筋腫が小さくなっていることを期待しましたが、ほぼ変わりませんでした。

私の子宮には4つの子宮筋腫があり、一つは直径7cm、あとは4cmくらいでした。

幸い腹痛の症状はなかったんですが、レルミナを飲む前は、毎日レバーが産まれる状態で、どんなに大きなナプキンをしてもタンポンをしても、起きたらパジャマもシーツも血だらけ。
シーツとパジャマをお風呂場で下洗いするのが毎日の日課でした。生活にはかなりの支障を来していました。
会社まで自転車通勤すると、もうサドルが血まみれ。ウェットティッシュでサドルを拭いてトイレに直行して着替えるのもルーティーンでした。

生理周期なんて関係なく、毎日大出血で、人間毎日こんなに血を垂れ流して死なないもんなのかなって思うくらいでした。

最初は抵抗があった全摘だけど、たぶん全摘するしかなかったです。

そして、今となればやっぱり生理がまったく来ないのは快適でしかないです。

そして、パートナーがいる身としては、望まない妊娠をする事もなくなるわけで、いいことづくめです。

まぁ、外野は心配、という名目で、好き勝手デリカシーのないこといいますが、それはもうデリカシーのない人々なので気にしないほうがいいし、デリカシーのない人は必ずいるので諦めてくださいw