英文契約書と法務と特許を行ったり来たり

英文契約書と法務と特許を行ったり来たり

英文契約書、英語の学習、法務や特許に関する話題やその他仕事で感じたこと等を書いていきます。

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 弁護士・法律事務所にお仕事をお願いする場合、


 ・顧問契約をしている事務所にお願いする。


 ・契約はしていないが、懇意にしてもらっている事務所にお願いする。


 ・契約している事務所や、懇意にしてもらっている事務所から紹介された事務所にお願いする。





といったパターンがあります。





 最後の紹介された事務所にお願いする場合、その事務所が現在抱えている「仕事の量」のために、仕事の受任を断れる、もしくは、お願いした仕事が遅れる、ということがあります。





 たとえ、優秀な事務所であっても、お願いした時点で、いわゆる「いっぱいいっぱい」の状態だと、仕事が進まなくなってしまうので、早めに手の空いている事務所に変更する必要が生じます。





 弁護士の方にたまに言われるのが「そこはとても有名で、優秀な方が多いけど、受任してくるかどうか・・・」ということです。


 そいうことに気づいてくださる弁護士のかたは、海外の代理人選定においても、「あ、この事務所は受任はしてくれたけれども、本音のところでは余裕がないな。」と判断して、事務所を変えてくれます。


 つまり、「受任はしたけれども、なにか様子がおかしい」というシグナルを読み取ってくれるわけですね。





 こういうシグナルを読み取る勘所、センスは是非とも自分も身につけたいものです。


 それではまた。