告知から1ヶ月

8月末に帰省してきました。
何ができるわけでもないですがやっぱり顔が見たいし、少しは手伝えるかなと。


お盆に帰ってきた時よりまた痩せたようです。
足の痛み(他にも痛むでしょうけど)もひどくなってるようで、今はほぼ横になったままの状態。
トイレに行くのも大変のようです。松葉杖を使ってやっと歩いているようでした。
食事は普通にとってるようですが、量が大分減ってるみたいです。
トイレが大変な為、水分もなかなか取ってくれないとのこと。


1ヶ月経ち周囲の人にも事情を話しているようですが、祖父母(父の実父母)にはまだ話ていませんでした。
祖母は年のせいか少々意味不明な言動もあり祖父にのみガンの話をしました。
90になる祖父もまだ仕事が多少できるし、思ったよりも弟が頼りになるので家の事は任せられるようです。
父が弟に機械の使い方など教えてるのを横で見ていて本当に弟がいてよかったと思った。
父「さっきから一緒に聞いてるけどお前も覚えたのかよ」なんて笑いながら言われましたが
私「うん、全然意味が分からないよ？(笑)」
母「私も分かんない。(笑)」
そんな風に笑ってられて幸せでした。


1泊してまた戻ってきましたが、翌日の夜に連絡をしたら歩くのが無理で風呂に行くまで椅子に座らせて運んだそうです。
帰った時に母や弟と車椅子を用意したらどうだろうと話していたんですが、そのうちレンタルしようかって話になりました。でもやっぱり必要そうなのでこちらで手配する事になりました。
田舎の家なのでレンタルだと汚れたり色々気をもみそうなので買った方がいいだろうと。
その車椅子が今日届いたそうで早速使ったよと連絡をもらいました。やっぱりあってよかったそうです。特に力にもなれないのでこの位の事でもさせてもらえればいいです。


そんな事を話してぽつりと母が
「何でこんな事になっちゃったんだろうね…。」と。
今日まで何度も考えてはいたことだけど、母からそんな言葉を聞いて何も言えませんでした。
本当にどうしてこうなったんだろう、どうして父なんだろうと何度も何度も考えてしまいます。考えたってどうしようもないんですけどね。そばにいる母は会えば明るく振舞っていますがそうそうストレスも疲れもあるんだと思います。
母も弟も無理しないでいて欲しいです。