最近、昔の遊園地の動画を見るのにハマっている。

幼いころいった遊園地や幼いころ見ていたキャラクターの動画なんかをよくあさっている。

そんな中で、かつてディズニーランドにあったキャプテンEOの動画を見た。

マイケルジャクソンの出演するアトラクションなのだが、劇中のAnother part of meを聴いていて、ふとマイケルの曲を聴きたくなった。

マイケルジャクソンを知ったのは、訃報の時だ。

世間が騒然としたのを幼いながらによく覚えている。

中学生になって、様々な邦楽に触れるうちに、徐々にそのルーツになった洋楽を聴きたいと思った。

例えば、ビートルズ、クイーン、その中にマイケルジャクソンがいた。

近くのCDショップで「This is it」を安売りしていたから、手始めにそれを買って、聴いた。

音源だけでも、彼の音楽の素晴らしさが伝わった。

2015年に聴いても、何一つ古さを感じないのだ。

どこかの店でBGMとしてかかっていても、何ら違和感のないように思える。

歌詞を読んでみると、そのメッセージ性の強さに驚いた。人種差別問題や貧困など社会問題に言及しているのだ。

さすが影響力のある人は違うな…と思った。

だが、決して彼はそんな「強さ」だけを持った人物ではなかった。話し方はシャイだし、恋愛をうたった詞ではむしろ受け身だし、内向的な人物だとさえ思った。

そんな彼の二面性に惹かれたのを鮮明に覚えている。

 

私が毎日のように彼の音楽を聴いていたころから約10年が経った。

それでも彼の音楽を聴くと、10年前の感情がありありと浮かび上がってくる。姿かたちや環境は「あの頃」に戻れなくとも、感情だけは、「あの頃」に戻れるのだ。

改めて、音楽のその不思議な力に感心した。