おはようございます。いつもありがとうございます。

商業出版エージェントの　にのまえ遼です。

今回は、閑話…。

名古屋にある「長屋印刷」さんが、面白いマスクを販売しているようですね。

それは、ビジネスを支援するための「名刺マスク」。

画像のように、自分の名前と、セールスポイントを印刷したもの。

同社の運営するウェイブサイトでは、デザインで迷わないように「営業」「接客」「売り込み」とベースとなる3種類のデザインフォーマットが用意されているようです。

こんなマスクをされていると、初対面でも会話が弾みますね。

⇒『長屋印刷ウエイブサイト』

さて…。

コロナが流行することで、多くの業界が苦戦をしています。

銀行から融資を受けやすくなっていることもあり、新しい投資をして新製品の開発に取り組むところも増えてますね。

でも…。

今回のお話のポイントは、長屋印刷さんは、何の新しい投資もしていないという点です。

今ある設備、今ある材料で、ちょっと見せ方を変えただけ。

兵庫県、豊岡市にある和菓子の専門店「豊岡こうわ堂」さんは、コロナで、売上激減。

普及不足の外出の自粛が叫ばれる中で、お使い物としての購入が減ったからです。

で、そこで売り出したのが、自宅でどら焼きづくりでステイホームの時間を楽しもう…というセット。

⇒『お家で簡単どら焼きセット』

順調に売り上げを伸ばしているようですね。

これも、新しい投資をすることなく、今ある資源を使ってヒット商品を作った例ですね。

出版でも同じことが言えます。

ひとつは…。

コロナが流行することで、人々の生活様式が変わった。

当然、それによって、人々のニーズも変わってきています。

今、持っているネタを、少し変更することでそのニーズを満たすものにできないでしょうか？

もうひとつは…。

コロナに関係なく、今あるネタを、見せ方を変えることで、（多くの場合、別の読者層になると思いますが）、魅力を感じるものにならないでしょうか？

商業出版と聞くと、難しいもののように考えてしまいがちですが…。

投資をして、新たな専門知識を学ばなくても、時代のニーズに合わせるか、見せ方を変えることで、特別な内容でなくても、出版社に魅力を感じて頂ける企画にすることはできるのです。

一度、自分の持っているネタの棚卸をして、形や見せ方を変えることができないかを考えてみましょう！

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