ZIZY METAL~ジジーメタル~

ZIZY METAL~ジジーメタル~

人生の半分以上をメタルを聴く事に捧げたおじさんのメタルブログDEATH。

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Roland Grapowの次のギタリストは元FREEDOM CALLのSascha Gerstnerが加入。
FREEDOM CALLはボーカルの声質が元ANGRAのAndre Matosに似ている事もあり、ANGRAと比較され、音楽性も明るく疾走するラテン色払拭したANGRAの様です。









Sascha加入後、初のアルバムRabbit Don't Come EasyはSaschaのユニークなフレーズが光る疾走感満載の作品に仕上がりました。


Just A Little Sign、ANDIとSaschaの共作の疾走感溢れるOpen Your Life、Listen To The Flies、丸でスラッシュメタルの様なLIAR、元メロスピバンドに在籍しただけあってHELLOWEENっぽい Sascha作曲のHell Was Made In Heaven等、印象的な楽曲を多く収録。
この作品でACCEPTのカバーFast As A Sharkも収録。
ANDIのシャウト気味のボーカルが足を引っ張り、元曲よりグレードダウンした印象を残します。











続く作品は、名作Keeper Of The Seven Keysの続編The Legacyを発表。
全盛期の名作の続編、BLACKMOREを骨抜きにした魔性の女性Candice Nightのゲスト参加、2枚組で販売等、話題性に富んでいましたが、2枚ともオープニングトラックがいきなり10分越えと云う愛想の悪い作品で賛否を呼びました。




Keeper~、Halloweenの2大大作の様な、展開を多い飽きさせない作風ではなく、比較的単調な曲でしたので、聞き手に集中力を持続させるのは難しかったと思われます。


この作品ではSaschaの作曲における貢献度が高くThe Invisible Man、Silent Rainとアルバムのハイライトとなる佳曲を提供しています。
他にもBorn On Judgment Day、The Shade In The Shadow、My Life For One More DayとHELLOWEENらしい疾走曲、Come Alive、Get It Upとキャッチーな曲など良い曲を多く収録していましたが、2枚組にした事と冒頭2曲の出来の悪さが作品の質を下げ、Keeper~の続編としては不本意な結果となりました。


この事を反省して次作Gambling With The Devilはコンパクトな楽曲を収録、始まりこそBetter Than Raw収録のPUSHを連想させるヘヴィーな楽曲でしたが、それ以降はメロディ重視のバラエティに富んだフック満載の楽曲が収録され、ファンを安堵させました。
ここでもSaschaの貢献度は高く、名曲Paint A New Worldを提供し、バンドにとって必要不可欠な存在になりました。





続く作品7 Sinnersではスピードを落とし、彼らにしては実験的な作風に。
しかし、肝心の楽曲は練り不足なものが多く、ANDIのボーカルメロディの単調さが目立ち、ANDIのメロディセンスの枯渇を感じさせる作品になりました。





ここでもSaschaはファンが望むであろう佳曲Who Is Mr. Madman?を提供し、バンドに大貢献。


この作品はMarkus Grosskopfの貢献度が高く World Of Fantasy、If A Mountain Could Talk、ボーナストラックFaster We FallとHELLOWEENらしい疾走曲を提供。


続く作品Straight Out Of Hellではハードさを追求、HELLOWEEN史上最高のアグレッシブな作品になりました。
世界的のも評価が高く、正に起死回生の一撃となりました。





ANDIのボーカルメロディもかなり回復しており、曲も粒ぞろいでHELLOWEENファンは大満足。


同じ年にANDIはソロアルバムMillion Dollar Haircuts On Ten Cent Headsを発表、息子のバンドと共演するという話題性がありました。





前作のモダンヘヴィ路線でファンを落胆させた事を悔やんでいたので、1stの様な作風を期待したいましたが、冒頭3曲が前作を彷彿とさせるモダンヘヴィな曲でガッカリさせました。
しかし、4曲目以降はANDIらしさを残す哀愁漂う曲のオンパレード。
名盤1stには及ばないものの、許容範囲内の作風で、一安心。


しかし、続く作品My God-Given Rightで再びバラエティに富んだ作風に戻し、曲の出来不出来の差を再発。
またもや、ファンに賛否両論を起こしました。












ANDIが加入してから、メタルであり続ける事に迷いが無く、出来不出来こそありますが、Pink Bubbles Go Ape 、Chameleonの様なファンを突き放す様な作品を提供する事がないので、その点では安心です。


どうも、ここ最近のHELLOWEENは交互に質の高い作品を提供しているようなので、次作は期待できるものとなるでしょう。
2作続けてやらかしたHELLOWEENはファンからの信頼を失い、作品の売り上げも大幅ダウン。


しかし、救世主としてAndi DerisとUli Kuschが加入。
起死回生となったアルバムMaster of the RingsはPINK CREAM 69とHELLOWEENの融合を実現した歴史的作品となりました。


序曲が収録されている処からしてKeeper of the Seven Keysを意識している事バレバレですが、内容はKeeper of the Seven Keysに勝るとも劣らない内容で、ANDIの
ポップセンスがいかんなく発揮されており、キャッチー度では過去最高の出来でした。
メタルっぽさを失わない程度にバラエティに富んだ内容でHELLOWEEN初心者にお薦めしたい作品です。



Weikath作曲のSole Survivor、Where The Rain GrowsからしてPINK CREAM 69の歌メロとHELLOWEENの疾走大好きを融合を感じさせます。

WeikathがANDIが作曲しそうな曲Secret AlibiやThe Game Is Onを提供している処からANDIとの相性の良さを感じさせます。

今までのHELLOWEENのバラードは変に大仰で苦手だったんですが、ANDIの書くバラードはPINK CREAM69時代からロマンティックで私好みだったので大歓迎でした。





WHYはPINK CREAM 69で収録を拒否された曲で、これほどの曲を受け入れない程、ヘヴィ路線へ歪んでしまった事に驚かずにはいられません。




RolandはHELLOWEENらしい曲を書くという呪縛から解き放たれ、自由な作風へ。
これが後に致命的な確執へ。

ボーナストラックでRolandはGrapowski's Malmsuite 1001 (In D-doll)でYNGWIE愛丸出し…..公私混同したHELLOWEENらしくない楽曲を提供。





YNGWIEが全指脱臼して治療中に弾いた…….そんなシチュエーションが湧き出る様なたどたどしいプレイを披露しています。
YNGWIEのコピーを動画で上げているアマチュア・ギタリストにすら及ばない稚拙な演奏を惜しげも無く商品化する、彼の面の皮の厚さを感嘆せずにはいられません。



続くThe Time of the Oathでは、ドラマーであるUli Kuschも作曲に関わり、メンバー全員作曲できる状態に。





全作よりハードになった印象が強いこの作品は9曲目のKings Will Be Kingsまで、隙のない強烈な作品になりました……..が大作Mission Motherlandから若干ダレが生じ、美しいバラードIf I Knewで持ち直すものの続くタイトルトラックTime of the Oathのヘヴィさでダレダレに。
続く2曲もボーナストラックそのものな内容で本編に遠く及ばない楽曲でした。


しかし、9曲目までは鬼気迫る内容で、KAI時代を連想させる曲からEagle Fly Freeを彷彿させる曲、PINK CREAM69っぽい曲、JUDASっぽい曲など、内容盛りだくさんでファンを安心させました。


このアルバムでANDIはKAI時代の流れを組む曲を2曲提供。
ULIはポップ&ハードな曲を提供し、ソングライターとしての資質を誇示する事に成功。
WeikathはKEEPER~時代を彷彿させる曲やANDI風バラードを作曲。


POWERは歌メロ次第ではPink Bubbles Go Ape収録のNumber Oneの様な凡曲に成り下がってしまったかもしれませんが、ANDIの哀愁溢れるボーカルラインが嵌まり、名曲に仕上げています。





このアルバムを機にRolandはヘヴィは曲ばかりを提供、徐々にいらない子へと変貌。

ノリに乗ってるANDIはソロアルバムを発表、PINK CREAM69時代を彷彿とさせる内容でファンを歓喜の渦にのみ込みました。





Better Than RawはULI作曲のPUSHこそアグレッシブで違和感を覚えさせるものの、他の曲は従来のHELLOWEENを踏襲したものばかりなので、落ち着いて聴けば馴染みやすい曲ばかりです。
ただ、ここにきて曲の出来不出来が明確になってきました。





ANDIは2枚目のソロアルバムを発表、そのヘヴィ路線まっしぐらな内容に皆おののきました。
PINK CREAM69を辞めた理由がヘヴィ路線への反発だったのに、時間差で同じ路線に行き着くとは……..。





この事が影響してか、続く作品The Dark Rideはらしさは失っていなかったものの、半数近くの曲がヘヴィ&ダーク路線の曲でファンをたじろかせました。




過去の経験から、ファンが望まない方向へ進むのではないかと懐疑的になるのでした。
                               続く
今回はAndi Deris繋がりでPINK CREAM 69の話題へ。


PINK CREAM 69はジャーマンメタル第四世代を担うバンドとして期待されており、デヴュー当時から高い評価を受けていました。
しかし、ジャーマンメタルの音楽性は拡散の方向へ向かい、特定のジャンルに偏ったムーヴメントは起きませんでしたが、その分、個性的なバンドが登場し続け、米国、英国に続く第三のメタル大国となりました。


PINK CREAM 69はオーソドックスなメロディック・メタルながらバラエティ且つフック満載の楽曲が注目を浴び、ルックス的にも見栄えがする事から一躍時の人に。






特にAndi Derisの作るキャッチーなボーカルラインは、英語を理解しない人でも口ずさみ易く、彼のコミカルなキャラクターと相まって人気が集まりました。


レゲエまでレパートリーにしてしまう寛容性は当時希少で、何が出てくるのか判らないビックリ箱の様なワクワク感がありました。





ライブ映えする楽しい曲が多いのも人気の理由の一つで、地元ではピンキーズと呼ばれたいたとか。


完成度の高い1stをはるかに上回る2ndが日本国内で発売になり、此処日本でも話題になりました。
この手のメロディックメタルってDOKKEN風になる事が多いのですが、その例に当てはまらず、ドイツのバンドらしくスピーディな曲もばっちりキメていました。

     





  








ANDIの歌唱力はお世辞にも高いとは言えませんが、彼は自分の声の魅力を最大限に生かす手段を熟知していたのが、このバンド最大の武器でした。


しかし、3rdアルバムでヘヴィ路線へ片足を突っ込んだ事から、事態は一変。
ANDIと他のメンバーの確執が生まれ、Andiはそれが原因で脱退。


そしてANDIより歌唱力が高いDAVID READMANの加入によりヘヴィ路線まっしぐら。
ポップさを残す楽曲は“らしさ”を残していましたが、その変貌はファンには到底受け入れ難く人気は急降下。


バンドはヘヴィ路線の変更を余儀なくされ、以前のメロディックメタルへ復帰。
これが好意的に受け入れられ、人気が回復。
気を良くしたバンドはメロディアス路線を続け、気づけばこの路線でANDI時代の3倍の作品を発表。






…….とバンド活動は一見順調の様ですが、個人的には大きな不満が。
この手の路線が大好物の私ですが、READMAN在籍の作品は物足りないんです。
その原因はボーカルメロディの平坦さ。
ある種パターンが決まっており、予想の範囲を上回る事の無いボーカルラインは退屈で、聴き続けていると飽きが生じます。


作品自体は高品質なのですが、READMAN在籍時の作品は一作…….精々2作所持していれば、十分だと感じる程、似通った作風で、新作が出てもまるで期待してません。


音楽性は多少違いますが、Impellitteriを思い出させます。
ただ、Impellitteriはギターソロがハイライトであるのに比べ、PINK CREAM 69は楽曲が勝負のバンド、これではファンの新規開拓処か、私の様なリスナーから三下り半を突きつけられるのは時間の問題です。


音楽性を変えるのが一番手っ取り早い、リスナーを聴き飽きさせない方法ですが、それではファンはついてきません。
似て否なる曲を提供し続けなければならない事は、ある種過酷な事態ですが、それが出来ないバンドは淘汰されるのが現実。


実力はあるバンドなので、ここらで起死回生の一撃を期待したい処です。
魔女Kai Hansenから美声Michael Kiskeへボーカルチェンジした処から、話を勧めます。


RAGE、RUNNING WILD、SCANNER等と同時期に始めたスピードメタルですが、かぼちゃをマスコットキャラに、KISKEの歌唱力を最大限に活かしたメロディアス、時にポップな曲作りが親しみ易さを生み、気づけば頭一つ突き抜け、ムーブメントのトップへ。


RAGEは癖が強く、RUNNING WILDは男臭さ強過ぎ、SCANNERはB級度が強すぎたのが、第三世代の頭になれなかった原因かもしれません。


Keeper Of The Seven KeysⅠ,Ⅱは、Helloween/Walls Of Jericho/Judasに比べ、アグレッシブ度控えめ、メロディ度アップ、ポップさ導入、曲のバラエティを大幅に広げ、メタル初心者に聴き易い、メタル界.....いや、音楽史上に残る名盤になりました。


   






Future Worldのポップさ、Dr. Steinのコミカルさ、We Got The Rightの壮大さ、等、スピードメタル一辺倒から新機軸を開拓。
勿論、従来のスピードメタル、I'm Alive、Eagle Fly Free、March Of Timeも収録。
そして、2作続けて13分を超える大作Halloween、Keeper Of The Seven Keysを収録。
しかも、この大作、他のバンドの大作を火曜サスペンスと例えるなら、HELLOWEENの大作はベンハーや十戒等の長篇スペクタルで、曲の展開がかなり激しく、聞き手を飽きさせません。
正に一枚で何度でも美味しい作品でした。
マニアにとっては、この時期を全盛期とみなす人が多いです。


しかし、好事魔多し。
世界TOURで疲れ果てたKAIが脱退し、KISKEが発言力を拡大。
正直、Keeper Of The Seven KeysでもKISKEの曲は、それほど魅力的ではなかったので危惧していましたが、悪い予感的中、次作Pink Bubbles Go Apeは無駄に明るい作風に変貌。
ファンの中でも賛否両論が起きました。





Michael Weikathが当時の彼女に捧げた曲Number Oneが彼女に拒絶される、レコード会社移籍の問題で発売が遅れる等、話題性はありました。
KAIの後釜に入ったRoland GrapowはKAIの抜けた後を埋める為、KAIっぽい曲を書いたとインタビューで述べています。


しかし、これは序章に過ぎず、続くChameleonでは、スピードメタルを封印、欧州産ハードロックへ変貌しました。
かぼちゃを購入したはずなのに、何故か手元にはスイカがある、そんな不自然差を感じる作品でした。


HELLOWEENと云うブランドに縛られなければ、悪くはない作品なんです。
しかし、ジャーマンメタル第三世代を担ったほどのバンド、幾ら美味しくてもスイカじゃダメなんです。
かぼちゃが食べたいんです!


ただ、らしさが完全に無くなった訳では無く、辛うじてらしさを維持している曲もあるので紹介します。


  






当然、この作品がファンに受け入れられるはずも無く、(特に日本のファンから)拒絶され、これが原因でKISKEが解雇、ついでにドラムのIngo Schwichtenbergがドラッグが原因で解雇........とバンド結成以来最大の試練を迎えます。


しかし、捨てる神あれば拾う神あり!PINK CREAM 69からAndi Deris、HOLY MOSESからUli Kuschが加入。
救世主として到来したのです。                
                                 続く
続いてはジャーマンメタル第三世代 HELLOWEENについて。


私の初HELLOWEENはKeeper Of The Seven Keys - Part IIで、あまりの素晴らしさに発表済全作品を即購入に至りました。
と云ってもHelloween-Walls Of Jericho / Judas とKeeper Of The Seven Keys - PartⅠの2枚だけでしたが...


当時はまさか、ボーカルがここまで違うとは思いもしなかったので、がボーカル時代のHELLOWEENを聴いて驚愕した記憶があります。
顔も魔女顔なら、声も魔女声。
生理的に受け付けない、その声は素晴らしい楽曲に大きなダメージを与えていました。






私にとってKAIは、魔女は魔女でもイオナズンやメラゾーマの様な高級魔法で攻撃する様な大魔導士の類ではなく、ベギラマやヒャダルコの様な中級魔法でチクチクダメージを与える嫌な魔法使いでした。


ボーカルさえ気にならなければ、KAI時代のHELLOWEENの楽曲は、スラッシーかつメロディアスで聴き応え抜群でHELLOWEEN史上最高の出来と云っても過言ではありません。






METALLICAとはほぼ同世代で、2ndのRIDE THE LIGHTNINGの音楽性と似たものを感じます。


ジャーマンメタル第三世代を担うスピードメタルはHELLOWEENのみならず、RUNNING WILD、RAGEの前身Avenger、SCANNERが同時期に登場しており、そのどれもがスピードを武器にしながらも個性的だった事が今さらながら驚かされます。


RUNNING WILDのボーカルRock'n'Rolfの方が音痴ですし、RAGEのボーカルPeavyはシャウトしまくる乱暴な歌い方、SCANNERのボーカルMichael Knoblichは一番マシなもののハイトーン一辺倒で聞き苦しい処がありますが、個人的にはKAIの声だけは苦手です。



最後にボーカルが違えば同じ曲でも、これほど違う!と云う事を立証する為、下記に動画を貼ります。


RIDE THE SKY






Starlight








How many tears







演奏隊は同じなのに、これほどの違いが!
やっぱり、歌が上手いって大事ですよね。