小さい頃は親とお風呂に入りますよね。

私はどちらかというとお父さんとお風呂に入ってるお風呂の時間の方が記憶に残ってます。


体を洗うときにタオルに石鹸をつけて泡立てる・・・

この作業はとても苦手でした。


お父さんと同じように

自分で洗面器にお湯を汲んで

タオルをたっぷりのお湯につけて

たっぷり石鹸をこすりつけて

それで ごしごし タオルをこすり合わせて

ブクブク… アワアワ… ならない。。。


お父さんのはブクブク… アワアワ… モクモク…

しょんぼりしていると、お父さんが私の分も泡立ててくれる。

私のタオルもお父さんのと同じブクブク… アワアワ… モクモク…

私は思った。

お父さんのテは魔法のテやな。


髪の毛はまだ自分で洗えなかったから、シャンプーハットをかぶって洗ってもらう。

今だとわかるけど、小さい頃は目が痛くならなくて、お父さんってすごいと思った。


全部洗い終わって湯船につかるとおもちゃを浮かべて遊ぶ。

おもちゃよりやっぱりお父さんと遊ぶのが楽しかった。

その名も おならごっこ。


お父さんがタオルを湯船に浮かべて空気を含むように丸くたたむ。

それを沈めて手で握りつぶす。

するとプクプクプクッ シュワシュワシュワッ って空気の泡が出る。

私がやると小さいせいかプクッ シュワッ で終わってしまう。

お父さんは両手を使って湯船のお湯をピュッって飛ばすこともできるし、

やっぱり、お父さんのテはなんでもできる魔法のテやな。

なんでもできるすごいテ。


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今でも私は泡立てるのが苦手で、泡立ちやすいタオルを使って泡立ててます。

まだ魔法のテになれてないです。。。