茂木健一郎と、竹内薫が対話形式で、これからの教育について述べている本である。
今の公立学校の教育について疑問を持っている人は一読の価値ありだ。

中には、
①日本の教育がどれほど遅れているか
②偏差値教育の弊害
③文科省をあてにしない方が良い
④TOEICは無意味
などなど勉強になる内容であった。

特に、随所に本来の教師のあり方のようなものを、二人が述べており、自分は間違っていないことを再確認できた。教育は個性の発掘であり、多様性をどんどん受け入れられる教育をすべきだと改めて感じた。

自衛隊のように髪型や制服、スカートの長さにこだわり、規律を重んじてしまい、本来教えるべき内容や生徒の本来の個性を伸ばせなかったら意味がない。
僕は少なくとも、周りがどうであろうと、自分が正しいと思う道を歩む教師でありたい。


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