大学生のお金を稼ぐ方法はだいたい決まっている。バイトである。バイトとは雇用主と契約を結び、業務をする対価として雇用主からお金をもらうが、果たして大学生は雇用主の期待する仕事をすることができているのだろうか?
私は接客を伴うバイトをしている。
基本接客業は接客する相手から対価をいただく。例えば居酒屋のバイトであればお客様が直接サービスを受けそれを代金として払っていく方式だ。だいたいの接客業はお客様が直接サービスを受けることになっている。
しかし、私がしているバイトは代金を払う人物とサービスを受ける人物が違うのである。
イメージしやすいように例を出すと、塾講師のようなものである(私がしているわけではない)。
親がお金を払って、子供がサービスを受ける。といったようにサービスを受ける人物とお金を払う人物が同一でない場合がある。
これがとても厄介なのである。サービスを受ける側は自分でお金を出していないので最大限そのサービスを有効活用しようとしないことが多いのである。一方お金を払う側としては自分の思い絵がく理想があるわけで、そことのギャップがあるとどうしてもサービスを受け続けるためにお金を出そうとはしてくれないものである。
そりゃあ、飲食店でお金を払ってくそまずい料理を食べさせられたらもう一度その店に行こうとする気は失せるのが当然である。
それと似たようなことが私がしているバイトでは頻発するのである。
もちろん我々はサービスを最大限提供できるように考えて、バイトに臨むが、相手に受け取る気が無ければどうしようもない。
そこで我々は今後も続けていってもらえるように相手に対して説得をするのである。
この術を身に着けることが非常に難しく、今も苦悩している。
いつの日か対価に見合った働きをすることができる日は来るのであろうか、心配だ。