チャイムが鳴り、朝のホームルームが始まる。
クラスメイトたちは一斉に席につき、クラスが静寂に包まれる。僕、佐々木誠太はそんないつもどうりのクラスをいつもどうり自席から見ていた。高校受験まであと1年を迎えた春、クラスの雰囲気もどことなくピリピリしている。担任の笹薮先生がクラスに入ってきた。礼をして、着席、何も変わらない。しかし今日はいつもと違うことがあった。
「今日からこのクラスで一緒に過ごす生徒を紹介します。」教室の扉が再度開き、1人の女子が入ってきた。
桜のような凛とした人だった。
「初めまして、東山美桜です。父の仕事の都合でこちらに来ました。これから1年間よろしくお願いします。」
ハキハキとした口調でそんなふうに彼女は言った
恋に落ちる音がした。
その日は何があったか覚えていない。
ただいつもと違ったことは覚えている。
凛とした彼女の事が、僕は好きだ。でも話す手段がない。彼女に近づく方法がない。どうにかして仲良くなりたい、そんな気持ちから僕は計画を練る事にした。仲良くなるための計画だ。A4ノートを出す
僕
- 中肉中背
- 読書好き
- スポーツはしない
- 得意教科なし
- 苦手教科なし
- 成績オール3
- 友達少なめ
- 桜のような凛とした人
僕は彼女を知らなすぎる。
これから彼女のことを知っていこう。
僕はそうノートに誓った。
続きます。投稿は不定期ですがよろしくお願いします!