本日のお題は「ゴースト」のなかでも水無し印刷に関してのゴーストに限定した内容となります。

 

一般的にはゴーストが起きる根本的な原因は「絵柄の形状と配置」にあるわけですが、機械的な要因としてはローラーのニップ調整が悪いと起きる場合もあります。

 

水無し印刷においては「湿し水」がゴーストの要因になることは無いので割愛しますが、機械的なゴースト対策としてはニップ調整しかないわけです。

 

ではどうすれば良いのか?

 

単純に考えるのであればザックリ言うと、ゴーストが出る=ローラー間でのインキ馴染みが不十分=振りローラーに対してのニップが弱い(細い)という感じかと思いますので、じゃあ振りローラーへのニップをちょっと強く(太く)してみよう!となるわけです。

 

たしかにこれである程度ゴーストの改善は出来るかと思いますが、水無し印刷だと別のリスクが顔を出します。

 

そのリスクとは「地汚れ」と呼ばれるトラブルで、ローラーの細かいセッティングについては各社各様のやり方がありますが、基本的には対版と対振りのニップはバランスが崩れると地汚れしやすくなります。

 

ゴーストだけを対策することは出来ますが、トータルで考えると機械的な調整では限界点が低いので、ゴースト対策の根本的な対策は絵柄の作り方を含めて「捨てベタ」での対応が一番かと思います。