まずはじめに、すべてのブログ内容はあくまでも「個人的な見解」であることを明記しておく。
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みなさん、オンデマンド印刷機(通称POD)をお使いになったことがありますでしょうか?
一応、自分はPODが流行り出した頃に新台を立ち上げた経験があります。
イメージ的には商業プリンターの上位機種的な感じで使い勝手が良く、小ロットの頁物なんかには重宝しました。
使う側のメリットとしては(会社としてのメリットは除く)
①データさえあればいいので早い(刷版いらず)
②必要な部数だけ印刷出来るので無駄が少ない
③いわゆる「印刷技術」が必要ない
デメリットとしては
①インキでは無くトナーだったのでテラテラというかテカテカして見栄えが良くない
②「オフセット印刷と比べると」かなり生産性が悪い
③『オフセット印刷と比べると」かなり位置精度が悪い
ザックリとしたメリットとデメリットはこんなところだと思いますが、この中で一番問題だと「個人的に」考えているのがデメリットの③位置精度の問題です。
PODを使ったことのある方なら「あー、そんなもんだろ」、使ったことの無い方は「え?そんなに?」と思われるでしょうが、PODの表裏位置見当はメーカーに言わせると「1~2㎜のズレなら許容範囲」なのです。
これ、オフセット印刷ではあり得ないというか完全に許容範囲外ですよね?
もしオフセット印刷で表裏が2㎜もバラバラにズレていたらまっさきにアテとびかハリとびを疑われます。
頁物の場合、デザインや配置によってはいわゆる「つなぎ」部分があり、そこが2㎜もズレているとどうなるか?
極端な例だと、顔写真を真ん中で半々につなぐ場合、内側にズレると鼻が無くなり目が寄る、外側にズレると鼻がでっかくなり目が離れる、といった感じになってしまい完全にクレームの対象となります。
ではなぜこんなにズレるのか?
これはおそらく構造的な問題で、オフセット印刷であれば「アテ」と「ハリ」で基準を出し、グリッパーで咥えてしまえば「基本的には」全く同じ位置に印刷が出来ますが、PODはそもそもグリッパーが無くベルトの上を搬送されるだけであり、さらに表裏印刷をする場合いわゆる「ドンテン」で反転する為にさらに位置精度が悪くなるのでしょう。
メーカーとして「これくらいは許容範囲」ではなく、ユーザーの声を真摯に受け止めて対応していかないと、今後のPODはどんどん廃れていくんじゃないかなーというのが当時の「個人的な見解」です。
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