先週、我家のダイニングの顔だった iMac (Early2008) Model No. A1224 の電源が入らなくなりました。
え! まだ2008年に買ったばっかり だよ!!
という声が聞こえて来そうです。
確かに、2011年にSSDを換装したばかり なのです。
iMac(Early2008)にSSDを積んでWin7(64bit)をインストールしてみた
このiMacには、今以上のスペックは求めてません。
このiMacはヨガ専用機として、またインテリアとして最適ですので、今死んでもらっても困ります。
たったの9年で電源が入らなくなるなんて、何て弱い子なのでしょうか。
外で遊ばないから基礎体力がないのではないでしょうか。
まずは当たり前のトラブルシュートをやってみます。
●電源供給元の変更
⇒改善なし
●放電
⇒改善なし
●電源ケーブルの通電確認
⇒問題なし
・・・中ですね。
面倒ですが、久しく掃除もしていないので6年振りに開けます。
●CMOS電池(CR2032)を外して放電して電池交換
⇒改善なし
左スピーカを外して、アルミシートをめくります。
●電源ボタンの通電確認
⇒問題なし
あ~ いよいよ面倒なヤツです。
電源ボードかロジックボードが故障している可能性が出て来ました。
安い修理業者に見積もっても、ボード交換が入ると、技術料+パーツ代で3万円~なので論外です。
中古の同じ機種を購入してパーツ移植も考えましたが、こんな奴に2万円も出したくありません。
電源はまったく入らないものの、ロジックボードの1番LEDが点灯しています。
楽観視で、電源ボードもロジックボードも壊れていない可能性に賭けることにしました。
※鉛フリーのハンダクラックである場合、ロジックボードをオーブンで焼くという方法の紹介ありがとう。
電源が入ってCPUかチップセットのエラーBEEPなら試したかもしれないが、焼かなくて良かった(笑)
さておき、昔職場の先輩は言いました。
「自作PCを組んで電源が入らないときはいったんバラして組み直せ」 と。
根拠は何もないですが、電源まわりのどこかの端子の接触不良ということも有り得るため実践しました。
とりあえず、憎き電源ボードを取り外し、埃を除去し(というか掃除機で吸いまくり)再接続。
念のため、電源ボードやロジックボードのコンデンサはひととおり見ましたが、綺麗なものです。
あとは闇雲に電源まわりのケーブルコネクタを片っ端から抜いたり挿したり。
抜いたり挿したり電源ボタン押したり・・・
抜いたり挿したり電源ボタン押したり・・・
抜いたり挿したり電源ボタン押したり・・・
特にこのコネクタが11本も各所に電源まわしているので、念入りに抜き差し。
中の端子の接触不良を摩擦で磨く作戦です。
抜いたり挿したり電源ボタン押したり・・・
抜いたり挿したり電源ボタン押したり・・・
抜いたり挿したり電源ボタン押したり・・・
すると、しつこい抜き差しで奇跡が起きました。
電源ファンが回転を始めると・・・
ブゥゥゥン・・・
ここにまたひとつ新たなトリビアが生まれました。
PCの電源が入らないとき
しつこくコネクタの抜き差しを繰り返すと
直る(ことがある)
まぁ、接触不良は端子の酸化でよくあることらしいですけどね。
次回から、電源が入らないときにはボードやケーブルの交換をする前に
コネクタの端子という端子に片っ端から以下をシュシュっとしてみる価値はあるということです。
いやホント、起動するインテリアとしてあと10年頑張ってくれないかな。
お前の用途だと、現状の Mac OS 10.6 Snow Leopard & Windows 7 で十分なんだが。
この分だと、我家初のWindows10は、そのうち子供に与える自作機になりそうな予感。
そしてメイン機(Mac mini Server 2011)だけは、マジで死ぬなよと祈るばかり。
メンテナンス性を考えて、もう本当に次こそは自作タワーにするつもり。
つもり・・・
つもり・・・
タモリ・・・