「世の中に 絶えて桜の 無かりせば 春の心は のどけからまし」
在原業平の有名な句。
東京の桜がはらはらと舞う昨日、省庁が各大学に送った興ざめなメールが。
「ミサイル発射の可能性があるので、落下物には十分注意してください」
平和ボケにもほどがある。
今日は今日で発射したとかしないとか、失敗したとか。
一部の計算によると、ミサイルの1回の発射にかかる費用で
北朝鮮では1900万人が1年間食事ができるとか。
もはやのどかな春を満喫する風情なんてどこにもない。
在原業平といえば業平橋。スカイツリーの最寄り駅でもあるので
今年はことさらにのどかな春では無さそう。
もし…なら…と後悔している暇はなく、じわじわと日本も日々衰えている。
「終(つひ)に行く 道とはかねて 聞きしかど 昨日今日とは 思はざりしを」
業平の辞世の句、国の破綻とも読めるような。
