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スタイルズ荘の怪事件 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)
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あらすじ[編集]
第一次世界大戦中に負傷しイギリスに帰還したヘイスティングズは、旧友ジョンの招きでエセックスにあるスタイルズ荘を訪れる。ある夜、20歳年下の男と再婚したジョンの義母エミリーは突然発作を起こし、一時は持ち直したが再び発作に襲われた彼女は息絶えてしまう。エミリーの死に疑問を抱いたヘイスティングズは、再会した旧友エルキュール・ポアロに事件の捜査を依頼する。(Wikipediaより抜粋)
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初心に帰って!クリスティのデビュー作です!
たぶん一度?いや何度か?読んでいるんだとは思うのですが...
毎度のごとく忘れているので、新鮮な気持ちで読めました![]()
デビュー作からポワロは大活躍だったんですね。
初めは戦争
難民のような形でイギリスに移住していた、と...
ヘイスティングスに依頼されたからだけではなく、
スタイルズ荘のご主人、エミリはベルギー人の移住をお世話していて、
その恩返しのためにもこの謎を解いてみせる、と言う。
ポワロが謎解きを始めるにあたっては、周到にその理由が用意されていたのも改めて理解。
病気療養中の幼いクリスティが、もう読む本がない...と言ったところで
自分で書いてみれば?と言われたのを何年か後に実行に移したと。
さすがに本をたくさん読んでいたクリスティが、自分で読みたい本を作ったと言うだけあって、
むしろ後世の作品よりも作り込んでる感がありました。
二転三転、また大どんでん返しで最終的には
思いもしない結末にたどり着くと言う...
ポワロも勢いでの謎解きはせずしっかりと道筋は見えていながらも、
明らかにするタイミングまでも考慮して、じらしてじらして最後にどーん!!!
これで掴みは完璧でしたでしょうね。
当時の読者たちがうらやましい...
この作品をきっかけに、次から次へと繰り出される新作を
心躍らせながら待っていたんだろうなぁ~。
そして面白いのが、早くもヘイスティングスは女性に弱いと言うところw
愛すべき彼の性格も、第一作でかなり現れてきています。
そしてポワロのおしゃれなところ、時に病的なまでに几帳面なところ、
女性に親切なところ、時折キレるところ、
そんな性格もかなり固定されているような。
と言うことはですよ。
クリスティのデビュー作だけれども、彼女自身もポワロのように
じっくりじっくりとその灰色の脳細胞を駆使して物語を組み立て、
登場人物を組み立て、トリックを組み立て、満を持してどーん!
...だったんでしょうかね。
ここをベースに後の作品を生み出していったって言うのもあるでしょうけどね。
私はクリスティはシリーズごとに読んでて、
トミタペ、マープル、ノンシリーズ、戯曲、と見てきて
いよいよポワロに辿り着いたので、
終わりが寂しすぎて見られなかった「カーテン」まで
今回は突っ走ろうと思います!
いや一気にはいきませんけど!w
でもしばらく楽しめるなぁ![]()
わくわく![]()
