久しぶりに昨日旦那さんと二人でDVDを2本借りてきて夕方から観ました。

1本目は友人が絶賛していた「きっと、うまくいく」というインド映画。

インド映画は何回も見ていて、いきなり踊りが出てきたりとなかなか面白い映画って思っていたけど

今回のはいつものインド映画とは少し違って、あっという間に引き込まれる内容でした。


とにかく、笑いあり、涙あり、感動ありで、個人的にも大好きな内容。

ちょっと長いけど、でも最後には暖かい気持ちになって見終わりました。

友人がすごくいい!と絶賛していた意味が良くわかりました。ホントに良かった。


その後夕食を済ませ、すぐに2本目に。

2本目は旦那さんが選んだ映画。私は彼がこれにすると選んだのを見た瞬間

「え、なんでそんな暗そうなやつ…」と、思ったけど、

旦那さんは、これは夫婦の物語だから一緒にこれを観ようと。


それは「偕楽」というタイトルの韓国映画です。新作だったみたいですが、

私の両親くらいの年齢の夫婦の物語。なんとも、内容が地味なのですが、

映画は、旦那さんがある日心臓麻痺を起して倒れてしまいます。倒れたことで本人も奥さんも

とてもそのことを不安になり心配します。うん、そりゃ当然です。

そんな中、今度は奥さんがもっと重い病気で倒れてしまいます。


お互い、あまり多くを語らない夫婦で、でも心の底からお互いを想っているのが表情などから

伝わってきます。特に旦那さんのほうは口下手で上手に気持ちを表現できないタイプ。


映画は登場人物がものすごーく少なく、ほとんどその夫婦だけ。あとは、病院のスタッフ。

とにかく、静かな映画。 

なんだけど、夫婦がお互い大切な人の死を考えた時に、そして離れたくなくて

出来る限り一緒にいたいって思った時、映画のような思考になって

決断をするのかなって考えさせられました。自分たちにどうしても置き換えて考えてしまうので

考えさせられました。まだまだ先だろう、でもいつか来る。


私は非常に涙もろいので、もう結構最初のほうから泣いていましたが、

旦那さんはなんとか途中までこらえていたよう。


でも、見終わった時には二人ともまったく同じ気持ちになっていて

顔を見合わせた時には二人とも涙で顔はべちゃべちゃになっていましたしょぼん


映画の夫婦は40年連れ添っていました。

私たちはやっと1年が過ぎたところです。


見終わったっとき二人とも、お互いが愛おしくて、愛おしくて

ハグしながら二人で大泣きしました。


映画を観なくても、相手のことは大切に思っているし、愛おしい存在なのは間違いないですが、

観たことでさらに大切な存在なんだなぁって痛感しました。


時々こんな風に映画を見て考えるのっていいねと言って寝ました。

きっとこれからも時々レンタルして手を繋ぎながら映画鑑賞したいと思います。

そして、二人で観じようと思います。