この前半の連休、おばあちゃんの病院にまた毎日通いました。

でも、ちゃんと自分の予定もきちんと、こなしつつ・・・音譜


今なお食事も、お水も許されていません。

もう20日以上経ちました。本人は早くお水をごくごく飲みたい!

と言っています。

そりゃそうでしょう・・・。

早く飲ませてあげたいなぁ。


そして、以前に比べるとかなり顔色もよく、

色々な面が調子よさそうに見えます。でもこの病気はなかなか

すっきりと回復が目に見えてこないのが難しい所なんですね。


つい最近より、時間のある時は車椅子に乗せて

1階部分や外に連れ出し、40分ほど散歩に出ます。

おばあちゃんは、それを待っています。


今日も、車いすには乗れるのかい?


その言葉を開口一番です。

私が休みの時じゃないとそれは出来ませんが、連休中出来る時は

してあげようと思います。


車椅子に乗れるまで回復したんだなぁ~。

ほんと、後は食事だな。

私の中では一緒にゆっくり歩く姿もイメージしているんだけどな。


6人部屋の真ん中におばあちゃんはいますが、

色々な患者さんがいます。


その中の一人の患者さんは、話す事が出来ず、

ほとんど動かず、いや、動けずですね。

もちろん食事も食べさせてもらわないと取れません。


でも、きちんと私が来た時に、誰か来たのかな?

反応しています。一生懸命こちらを見ようとしています。


声をかけてみました。


こんにちは~!

その方は、まばたきをしてこんにちは!と言ってくれました。


とても嬉しくなったので、その方にわかるように

もう一度こんにちはと言い、笑顔で返しました。


一生懸命笑顔を作ろうとしているのが

痛いほど伝わってきました。


次の休みに行った時に、違う言葉かけてみようかな。


話は前後しますが、

車椅子に乗ったおばあちゃんを乗せて、外に行ったり

エレベーター乗ったりしていると、


すれ違う人、みんな本当に優しい。

ものすご~~く、小さい事でもルンバはすぐ気付きます。


おばあちゃん孝行しているのねと、笑顔で見て行くおばあさん。

優しい眼差しでした。


エレベータに乗っていても、絶対にみんな譲ってくれます。

そうやって、自然に、当たり前のように、ちょっとしたことで

優しくしてくれたり、譲ってくれたりと、人って自分より弱い人や

困っている人などを見ると、自然に手助けしてあげようと言う気持ちが働くものなんですよね。


それを当たり前にできるって、すばらしいことですね。


本当に、そんな小さなことでも感動して泣いちゃいます。


いや、毎回エレベータで譲ってもらって泣くわけじゃないんだけどね。笑


でも、そんな小さなことでも人の気持ちって温かくて

嬉しいものですね。


車椅子押して、そんな素敵なおまけまでついてくるんです。