久しぶりに、おばあちゃんの住んでいる老人施設を訪ねました。
1月以来です。私には久しぶりです。かなり。
そこで、私の大好物の一つである桜餅を手作りしてもっていきました。
が、しかし、信じられない事にあんなに簡単な物を私は分量を見事に間違え、
おそろしくかちかちの道明寺が出来上がり、
一体どうすればいいんだ・・・・と言うくらい、失敗したのですが、
なんとか柔らかくなるように、レンジを数回使い、見事に何事もなかったように
奇跡的に復活させ、恐ろしいほどべとべとした桜餅を、運んだのでした・・・・・![]()
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しかし、味はとてもおいしかったようで、おばあちゃんとても喜んでくれました。
失敗したんだと、100回位訴え、これはまともじゃない桜餅なんだ!と、
説明しましたが、いや~普通においしい。何もべとべとしてないし・・・と言ってました。
すごいべたべっただったのに。笑
そんなんで、隣の部屋の仲良しのおばあちゃんにも、おすそ分け・・・と持っていくので
あ、これは、また恥ずかしいから失敗したんだって、説明しなきゃ!と、
一緒について行きました。
隣のおばあちゃんも嬉しい嬉しいと言って、喜んで受け取ってくれましたが、
その時に、(もう何度もあった事のある方ですが、)
「いや~、あんた肌がつるつるして、いいね~ちょっとさわらして」と、90歳のおばあちゃんに
言われ、そりゃあ、90歳のおばあちゃんにしてみたら間もなく40台突入の私の肌も
まだつるつるなんだろうな(私なりに悩みはあるけど)、と思いながらも
おばあちゃんに両手でほっぺたを何回も触られ、
そしてその時に、まんざら嫌でもないな。
いや、むしろ人にこうやって触られるのって、案がい嬉しいかも。
いや、案がい嬉しいどころか、なんだかすっごい嬉しいかも![]()
と、思ってしまったのでした。
最近前よりもメイクや肌のお手入れを一生懸命取り組んでいました。自分なりに。
だからなのか、なおさらそのちょっとした事なのに、うれしかったのです。
もっと、みんなが触りたいって思うくらいの肌になりたいなぁ。
だって、赤ちゃんの肌見たらだれもが触りたいって思いますよね!
帰り際、また何かおいしい物を今度作って持ってくるよと言って
返ってきましたが、今度は餅類は止めた方が良いかな?
喉つまってしまったら、危ないですね。考えてみたら。
そして、今度は失敗しない何かをまた作ってみようかと思います。
特にああいう老人施設に住んでいる老人の方はとても人恋しいんだろうなと思います。
私なんて施設に住んでなくても人恋しいので。
あんな風にちょっとしたことでも、喜んでもらえるならまたぜひ喜んでもらえるような
何かをしてあげたいなって思います。
出来る事からひとつずつ。他人にも、自分にも。