そんなこんなで高3の4月の春には、
毎週日曜日に2人組ユニットでストリートライブ活動を開始しました。
最初の1年半は、自信がないので、
駅の外れの人通りの少ない銀行のシャッター前でストリートライブしてたw
路上デビューした日に、中学生の2人組の女の子が立ち止まって聴いてくれてたのは覚えてるw
恥ずかしいのか、隅っこのほうで聴いてくれてて、
その後少しずつ近づいて聴いてくれたこともw
おばちゃんに缶コーヒーやお小遣いもらうこともあれば、
酔っ払いに絡まれることもあれば、
喫茶店のマスターに『ウチの店で歌ってみやんか?』
と声をかけられたり、
NPO団体のおばちゃん達にスカウトされたり、
小さな子供に握手とサインを求められたり、
いろんなことあったな。
高3の受験生で、音楽で生きていきたいのか、サラリーマンとして生きていきたいのか、
当時の自分には決められなくて、
三者面談では先生と母の前で泣いてしまったこともあったなw
少しずつ聴いてくれる人が多くなって、
ようやく人通りの多い駅下で歌うようになり、
毎週毎週、雨でも寒くても必ず歌ってた🎤
当時はSNSのmixiが出来る前だったから、
ホームページの掲示板がコミュニケーションの一部だった。
自主制作の初めての300円のクオリティの低いCDが、発売日30枚その日に売れてしまって、
サインとか求められても書き方知らんくて、
謝ってたことも思い出しましたw
当時はストリートは珍しいから、レベル低い演奏でも止まってくれてた気がします。
他にも多くのストリートミュージシャンがいて、
最初はライバル視もありましたが、
僕らを中心に毎月公園で合同路上を5組くらいでして、仲良くもしてました。
今ではメジャーデビューしてたり、
世界をツアーでまわったり、
雑誌に掲載されてたり、
大きくなった人もいる。
毎週毎週いろんな出会いがあって、
青春そのものでしたが、
相方から『解散したい』とメールで連絡が入った
そんな夏の夜がありました。
続く