12月21日の日曜日は知人が台東区民合唱団として参加している「第34回台東第九公演 下町で第九」を鑑賞してきました。


東京芸術大学奏楽堂は、上野駅から徒歩10分くらいですが、上野の森を歩いていくので気持ちの良い散歩になります。

上野恩賜公園

上野恩賜公園は人も多いですが、緑が多く、ゆったりとした空間でみんなを包み込んでくれます。
この空間に包まれるとみんな気持ちが和やかになるでしょう。


国立科学博物館

この鯨のオブジェ、20年前に完成した二代目ですね、初代はザトウクジラでしたね。
子供の頃、とても大きい鯨に驚いた記憶は残っていますが、どんなオブジェだったか忘れてしまっているようです。



東京芸術大学

普段は、入れない東京芸術大学ですが、今日は構内の奏楽堂で定期演奏会があるので一般の人も入れます。

歴史ある旧館

明治時代の建築でしょうか煉瓦の旧館が並んでいて学校の歴史と長い時の流れを感じます 
メイン通路

 芸術大学生が行き交い、テニスコートからラリーの乾いた音や歓声がこだましていて構内は趣があります。
 こんな学校の雰囲気 ツーオンは大好きです。

東京芸術大学の構内にある奏楽堂は近代建築の立派なホールでした
「第34回台東第九公演 下町で第九」は、

プロフェッショナルのオーケストラである
藝大フィルハーモニアと台東区民合唱団の共演です。

一般公募から選抜された合唱団は、初心者の人も多く、どんな合唱になるのか楽しみです。
2500円の当日チケットは順番に指定券と交換されます。
早く並ぶと前列になるのでしょうか?

東京藝術大学管弦楽研究部長の澤 和樹先生の指揮により
交響曲第九番ニ短調作品125合唱付の演奏が始まりました。

今回は、第一楽章から第四楽章まで休憩なしで一気に演奏でした。
冒頭はジャジャン・ ジャジャンと印象的な管弦楽器の刻みで始まり
次第にいろいろな楽器の競演となっていき

後半の「歓喜の歌」は
テノールの澤原行正さんとバスの湯澤直幹さんの独唱で始まり、ソプラノの藤井冴さんとアルトの山下裕賀さんの独唱も澄みきった声で感動的です。

そしていよいよ
「歓喜の歌」の合唱は、アマチュアながら完成度の高い合唱に観衆も絶賛でした。

約一時間ほどの演奏でしたが普段は縁がないベートーヴェンの「芸術」に触れられた気がして満足感のあるひとときを過ごせました。

  ありがとうございます合唱に合掌

          ツーオン