働くこと
本格的な夏を前に、すでに汗だくの蔵人です。
今日、取引先のAさんとミーティングをやって、
海外情勢なんかを話してたらどんどん話題がズレていって、
しまいにはお互いの今までの転職の話で盛り上がってしまった(笑)。
というのも、財務省によるイラン・北朝鮮に対する
経済制裁に関する通達について話していたら、
自分が商社マン時代に直面した核兵器保有国への
輸出規制問題を思い出してね。
その時の話をしたらそれが意外だったらしく、
『実は私も・・・』ってな展開になったってワケ。
しばらく話をしてたら、Aさんが突然まじめな顔になって、
『今の仕事に満足してますか?』って質問が。。。
ぶっちゃけ、やりたいこととやれることとは別次元のことで、
やりたいことができてるかというと必ずしもそうではない。
だけど、自分は恵まれてる方だとは思う。
Aさんも一流企業でそれなりのポジションにいて、
世間的には恵まれているほうだけど、
それはあくまでも『生活を維持するため』であり、
やりたいことは別なんだとか。
一時期、国連で働いていたAさんは
いま、日本がこういう状況だからこそ
ますます『社会に貢献できる仕事がしたい』と考えている。
だけど国連での仕事は突発的需要と不安定さの問題があり、
自分を必要とするプロジェクトがあれば採用になり、
プロジェクトが終了すれば解雇になるため、
また、勤務地が転々とするため、
家庭を持った人には大変難しいのだそう。
自分も私企業より国連などの国際機関で働く方が有意義だと考えて、
今の仕事に進む前に、何度か説明会に足を運んだことがあった。
でも、やっぱり社会でそれなりに経験を積んでからの方が
人材としては有効だろうと思い、私企業で働くことを選んだ。
結果、いまは現状に甘んじてぬるま湯に浸かっている感じ。。。
自分が社会に恩返しできてることってあるのだろうか?
オレが働く会社はどちらかと言えば裕福な人がビジネスの対象で、
間接的にでも貧しい人たちを助けている気配はない。
そして、自分が一生懸命働いた成果は、
慈善活動に還元されるわけでもなく、
上司が雇う3人のお手伝いさんに還元されるわけでもなく、
きっと家事すらしない放蕩妻のブランド品に変わるだけだろう。
・・・と思うと仕事のモチベーションが下がる。
ちょっと前に国連難民高等弁務官の物語を描いた
森絵都さんの『風に舞いあがるビニールシート』を読んで、
また『国連で働くこと』を意識している自分がいる。
まぁ、自分には家庭とか関係ないし、
そういう仕事の方がある意味ちょうどいいかもな(笑)
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