今はもう、連絡をとることもできないけど
今となっては、彼女の方が正しかったんだ・・・。
私は洗脳と思考停止の中にうもれていたのだ・・・。
彼女は、幸福の科学の信者で、私と同じ支部の青年部の女性でした。
学生時代も、一緒に活動してきた仲の良かった人でした。
※付き合っていたカノジョではありません(笑)
菩薩顕彰制度が始まってから、あるとき彼女が私に言いました。
「なんで、たくさん献本したり、ポスティングしたり
お金をたくさんお布施するだけで、菩薩になれるの?
菩薩ってそういうものなの・・・?」と。
私はその答えに窮したのを覚えています。
そして、苦し紛れにこう答えました。
「きっとそれを一生やり続けて人生を終えると、菩薩になれるんだよ。
一回だけやってもなれないじゃない?」と。
彼女は「心の修行が大事なのではないの?あの世は心の世界でしょ?お金とか本をばらまくだけでなんで菩薩になれるなんておかしい」とも言っていました。
その通りなのですが、私は「先生のお考えだから、正直私には解からない」と、
思考停止の回答をしていました(いわゆる「先生の深いお考え」)。
その彼女が、幸福の科学を辞める時がきました。
あの「大川隆法専属運転手によるパンティ強奪事件」が起きたのです・・・。
彼女は、私に「なんで先生は、そんな職員がそばにいるのに気付かないの?
霊能力とか透視術とかで、わかるんじゃないの???なんで???」と言っていました。
私はまたしても「先生は普段は霊能力とか使われないんだよ」というようなことを言いましたが
もちろん彼女を説得できず、彼女は辞めていきました。
(それはそれで良かったのですがw)
彼女はその時、きちんと自分で考え、答えを出すことができたのです。
あれから10年ちょっと・・・やっと私も辞められたのですが、
あの時真剣に疑問を疑問として考えていれば・・・。
幸福の科学では、大川隆法の教えや方針に疑問を持つと
「疑の心」を持ったということで裁かれます(もしくは自分を裁きます)。
これが、真実を知ろうとするときに邪魔をするのです・・・。
幸福の科学の洗脳の言葉
「先生の深いお考え」
「疑の心」
「偽物の自分」
「主のために・・・」
「エルカンターレ文明建設」
「便所の落書き」
などなど・・・。
いたるところに、仕掛け(洗脳のキーワード)がいっぱいです。
これらの仕掛けを乗り越えるには
きちんと自分の力で考えることが必要です。
外の情報をたくさん知ることです。
そして幸福の科学的な「偽の心」で
一度だけでいいので
「大川隆法がもし仏陀じゃなかったら・・・」って仮定してみてください。
「大川隆法がもし詐欺師だったら・・・・」って考えてみてください。
もしかしたら思考停止から回復できるかもしれません。
どうか幸福の科学に居続ける人々が
一人でも多く脱会しますように・・・。