空に貼り付いた青い壁に
力強くも柔らかい曲線で

ムクムクと形を変える雲


やっと風に乗れはじめた
燕の子どもが弧を描いて

時々電線で首をかしげる


草いきれの中を項垂れて
陽射しに目を細めながら

次の水場を目指して歩く


うんざりなどしていない
汗を拭っている僕の顔は

幸福そのものの表情だぜ


積乱雲!夕立をよろしく
燕たち!目覚ましを頼む

僕の好きな夏が今ここに