片耳難聴のカミングアウトは”同士”の方々はどなたも一度は悩むことだと思います。
例にあぶれず私も少し悩みました・・・。
基本的に「隠す必要なし」と思っていますが、相手によって捉え方が様々なのでカミングアウトの方法についてはかなり悩みましたし、今も悩みの種のひとつですあまりにも簡潔な言葉だと誤解がありそうだし、だからと言って詳しく話過ぎても相手は???な状態になります。「適度な情報量」がとても難しい・・・
比較的身近な方の場合
ご迷惑をおかけするかも知れない人には必ずカミングアウトします。具体的には生活や仕事で深く関わる方々です。
例えば健聴の時からの知り合いには、
「実は病気で右耳が聴こえなくなっちゃってねー。
言葉の聞き取りがイマイチで聞き返すことあると思うけどゴメンネ!最初に謝っておくわ
騒がしい所だと壊滅的に聞こえないから、口元見せてくれると分かりやすい!
あとね、話しかけられても聞こえないことがあって無視したみたいになっちゃったらゴメンネ!
視界に入ってから話しかけてくれるとめっちゃ助かる
びっくりさせてゴメンネ~!」
こんな感じで明るくサラッと。シレッとお願い事も一緒に伝えています。
ゴメンばかりですが、、、私の場合はゴメンを連発します(苦笑
「え!?そんなことになってたの?びっくりしたわー!」
私の友人は大体こんな感じで受け入れてくれます。(パターンは色々ありますが・・・)
有難いことに興味を持って(?)色々聞いてきてくれる方もいて、そういう方には詳しくお話しします。
希望があれば腫瘍のMRI画像や術創の写真もお見せします
「はじめまして」の方の場合
カミングアウトに於いて最も悩むのが、片耳を失聴してから知り合った仕事関係の人です。
言う必要ないかな、と思うこともあるのですが、ご迷惑をおかけすることもあると思うのでやはりカミングアウトは必要だと思っています。
初対面でいきなり「片耳聴こえなくて~」はさすがにアレなので、コミュニケーションを取る中で何度か聞き返してしまう場面があったタイミングで、
「スミマセン・・・実はちょっと耳が遠くて。。。
ゆっくり目にお話しして頂いていいですか?」
みたいな感じでまずは健聴ではないことを伝えます。
その後ゆっくり目にお話ししてくださったことについてはきちんと感謝の意を言葉で表します。
仕事上の付き合いが長くなってきて一緒に食事などをする機会があれば、
「スミマセン・・・私右耳が聴こえないんです!
右側に座らせて頂いてもいいですか?」
みたいな感じでカミングアウトします。
大体の場合、「そうだったんですね!」と受け入れて下さいます優しい世界
全員が全員期待通りに受け入れて下さるわけではありませんが、8割以上の方は普通に受け入れてくださる印象です。
次回は理解を示して下さらない方のお話をさせて頂きたいと思います。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました♪