FullSizeRender.jpg

数週間まえにUPした禅語の「脚下照顧」の創作バージョン。ここのところは、お手本を書くことが主だったので、

久々に自分なりにアレンジしてみた。真面目に取り組んでいた頃の気持ちをふっと思い出し、あれはあれで

楽しかったかもなぁ・・・なんて。

 

今朝の天気予報は、晴れでしかも夏日になると。しょんぼり

暑いですわ。晴れ

今も、部屋の中は、日中の名残で、むわぁーっと。

おまけに、急に猛烈な眠気に襲われ、しばらくうとうと。ぐぅぐぅ

 

昨日の決意の後、久々に創作モードで筆を執りました。ニコ

 

いざ、書こう!とすると、まずは、書く題材を探さないといけない。

これが結構、時間が費やすのです。

 

日頃から、好きな言葉とか字をメモっているのですが、

メモった時点では、いいなぁーっと思っていても、

書く時に、ピンとかこなかったり・・・。えー?

 

次に、どの書体(楷・行・草・隷・てん書)で書くのかとか、

書くときのリズムや紙のサイズや墨の濃さや

紙のサイズに合う筆の大きさや。

拘ればきりがないほど・・・。

 

これが全てうまく仕事をしてくれると

手ごたえがあるんですが・・・。

これがねぇー。しょんぼり

 

一文字一文字を丁寧に書くことばかりに

気を配ると、全体のバランスが崩れるし、

作品自体が死んでしまうので、よくないんです。

 

書くときは、気持ちに任せるってことも

ある程度大事かな。

そして少々の緊張感も。

 

書かれている文字以上に、

字が書かれていない白の空間の見せ方が大切だと

いう書家の方も多く。

 

なかなか奥深い。キラキラ

 

間が大事なのは、きっと音楽でも、文章でも、お笑いでも。

 

見た目は、無だけれど、けして無ではなく。

無あるから、有が生かされるのであって。

反対もまた然り。

 

最近、なぜだか俳句がとても気になる。

 

決められた語数や季語を使い、

情景や心情を歌い上げる。

その時も大切なのは、全部を説明しないことらしい。

 

これも書と似てるなぁ・・・って。ニコ

 

全てのものは、有と無の絶妙なバランスより

美が作り出されているのでしょう。

 

そういう視点で、周りを見てみると、

美が意外と身近に存在していることに気づくかも。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!流れ星