大人ASDの日記

大人ASDの日記

三十代半ばで発達障害(ASD)と診断された男の日記

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ASDの人で生きづらいって人多いと思います。


なんか同じミスばかりするなぁとか。

同じ事でずっと怒られてるなぁとか。


診断受けて落ち込む人もいるだろうし、診断受けて気持ちが楽になる人もいると思う。


私の場合は楽になった方だけど。

でも前の会社の時は上司に報告したら、やっぱりクローズで雇われてたのもあってASDの件で色々言われた。


「努力が足りない」

「メモ取ってわからないなら体に書いてこい」

「お前とは頭の作りが違うから理解できない」

「お前のせいでこっちの具合が悪くなる」

「手帳貰って仕事探しても給料低いよ、どうするの?」



正直精神ぶっ壊れそうになったから辞めたんだけどね。

まぁクローズだから理解してもらうって事が間違いな訳だし。

脳の特徴だから努力はするんだけど抜けちゃうんだよね。

でも他の人が真似できない集中とかあるからそこを上手いこと使っていければと。

2年前にASDと診断され、徐々に自分の特性がわかってきた。


・同時に物事が理解できない


・他人への興味が薄い


・思い込みが激しい


この3つが大きな特徴です。


「同時に物事が理解できない」と「思い込みが激しい」に関してはかなり仕事で足を引っ張るかたちになる。


仕事中に「あれやって」「そこはこうだろ」「なんで出来ないんだ」と言われると、「あれやって」に対する対処、「そこはこうだろ」に対する対処、「なんで出来ないんだ」に対する対処で頭の中がパニックになります。


結果完全に思考が停止して動けなくなるのです。


ガチで自分が自分じゃないみたいになる。



これが「同時に物事が理解できない」で起こる事。


次に「思い込みが激しい」で起こる事だが、頼まれた事(主に計算系)が合ってると思い込んで結果を報告してしまう。


これは何度もやらかして前の職場では上司にかなり怒られた。


何度も計算して結果を持って行くのだが、計算の最初の時点で何か間違った思い込みをしてるとそこを疑う事がない。


なので間違いを指摘されて初めて気づく。


そして怒られる。


怒られたからちゃんと気を付けて計算して行くんだが、また別の箇所で思い込みが発生して間違った結果を報告する。


ずっとこれの繰り返し。


結果上司からは人格を否定される言葉を言われたり、挙句の果てには親に問題があるって言いはじめ、上司は私の親までも否定した。


私が間違っていたのもあって言い返す事が出来ず、親を否定した事に関してはただただ怒りを抑えるのに必死だった。


なんて事が診断を受ける前に起きた仕事上での支障です。


診断を受けても思い込みに関してはなかなか改善が難しく、今でも間違った報告をしてしまうが周りにフォローしてくれる人もいるので助かってます。


同時に物事が理解できないに関してはなるべく一個ずつ処理するようにしてる。


それでも切羽詰まった状態で同時に色々な事が起こると思考が停止しかけるので、深呼吸して一個一個自分の中で確認して動いてます。



もっと自分の脳の特性を知って、それに対する対処の方法を増やして行くのがASDとの付き合い方なんだろうな。

今後気ままに更新していくかも。


ASDで困った事とか。

過去に会社でボロカスに言われた事とか。


徐々に書いていこうと思います。