今朝の出来事。

家族に声を掛けたら、何だかぶっきらぼうな返事が返ってきて。一瞬、「怒ってるのかな?何かあった?」と身構えてしまいました。でも、心を落ち着かせて感じたら、「あ、急いでいるだけなんだ。」って気づけたんです。出掛ける準備でバタバタしていて、丁寧に返事をする余裕がないだけだって。だから、私の心のざわつきは止んで、もう何のネガティブな感情も湧いてきませんでした。その時、ふと気づきました。自分の敏感さをこういう風に使えばよかったのか!って。今までも、そうしていればよかった!

 

敏感な人は、人の感情はもちろん、その場の空気感まで読み取ってしまいます。そして、それを受けてしまいやすい。それは、もしかしたら、その悪い気を吸い取って場を綺麗に浄化しているのかも知れません。自分の場合も、例えば誰かが怒っていると、たとえそれが自分に向けられたものでなくても傷ついてしまいます。怒られているその人よりも、自分の方が深いダメージを受けてしまうことさえあります。雰囲気の悪い場所にいると、そのトゲトゲしさが心に突き刺さって頭痛が始まります。

 

でも、それは危険を察知しているとも言えます。自分に合わない場や怪しい人がすぐにわかるので、何か大きな被害を受けてしまうのを回避できているのです。

 

それでは、なぜ、私が今までは上に書いたようにうまく対処できていなかったのか?それは、敏感な人は、相手の感情をあまりに強烈に感じてしまうので、人の気持ちが自分に入り込んできて飲み込まれてしまうからなのです。要するに、冷静では いられなくなってしまうのです。

 

でも、今朝、ようやく一つの対処法を見つけました。今後、誰かの感情や場の雰囲気に圧倒されそうになった時は、「心を落ち着かせれば大丈夫クローバー」と自分に声掛けしてみます星