写真は携帯からUPしているのですが、90度回転させる方法が分からないのでこのままで。すみません。

先日、電車内で見つけた伊右衛門の吊広告です。これ、ほんとに布に印刷されているんですよ!思わず手で触っちゃいましたよ。すげー、伊右衛門。

スーパーの店頭ポップも、かなり凝ったことをしているのも見ました。笹の葉を飾ったり、のぼり立てたり。

伊右衛門は、街中にお茶屋を作ろうとしているんですね。たしかに、CMでは本木&宮沢りえを使ってはいますが、それだけには頼らずに、商品自体にブランドをつけていこうとしている感じがします。伊右衛門があれば、どこでも一瞬でお茶屋って感じで。

対抗する生茶はリニューアルで、大々的にキャンペーンを打ってるみたいですね。私はまだどんなものか見ていないのでなんともいえないですが、松嶋奈々子はどのぐらいでしゃばっているのでしょうか。いやー楽しみ。
生茶の新しいCMが発表になりました。
昨日、「どう生茶は盛り返してくるのでしょうか」といった矢先です。私には先見の明がありますね。(たまたまだって)

パッケージが一新されているものの、松嶋奈々子をCMに起用している点は変わらないようです。「あらゆる面で見直し、できることはすべて実行した」と社長はおっしゃっていますが、だったら、松嶋奈々子も見直してみたらって思うのは私だけじゃないはずです。

なぜなら、松嶋奈々子が産休でテレビでの露出が少なくなり、CMに使えなくなったころを見計らって、伊右衛門がキャンペーンを張ったような気がするのですが。イメージキャラクターの人気と、生茶の人気はリンクしてしまっている気がするのですが。

新CMも、やっぱり松嶋奈々子のイメージに頼ったものになってますが、もし、このあと松嶋奈々子がドラマでこけたりしたらどうなるんでしょうねぇ。救急病棟も微妙らしいですし。まあ、これは主演じゃないからまだましらしいですが。
次の主演ドラマが、松嶋奈々子にとっても生茶にとっても勝負時ですね。スポンサーのことを考えても、下手に出演作品は選べませんね。
今日コンビニで買った緑茶はカテキン式。
理由はこちらのデザインバーコード
デザイン名と同じ名前のデザインバーコード社が手がけてます。
デザインバーコード社のHPは→こちら
詳しい解説は、日経デザインのHPに載ってます。→こちら

前は、緑茶といえば生茶でしたが、今はサントリー(伊右衛門、カテキン式)が全盛ですね。さて、キリンビバレッジはどう盛り返していくのでしょうか?

その日は、大学受験前日。私は下見のために、田舎から大阪に出てきて大学最寄りの某駅に初めて下り立った。「ああ、合格すれば、この風景が私の生活に一部になるのだなあ」と早くも感慨深く駅の目の前のビルを見てみたら、
プロ○スがどーん、アコ○がどーん、武富○・ノー○ーンがどどーんと、そこらにあるビルの側面はどでかい消費者金融屋さんの看板でいっぱいじゃないですか。都会こわー。
その夜、ホテルの一室から、消費者金融の看板のネオンを眺め、「ああ、これが都会なのですか。娘はこれからとんでもないところに住むことになってしまいそうです、お母さん」と、自分の心の中に母を…いや、別に捜してはないんですが。

これを私は「田舎ものが、都会に出てきてカルチャーショック。いやー、あのころは若かったね」という話に、したくないんです。何が言いたいかっていうと、「広告って本当に街の景観を考えてないよね」ということなんです。

駅降りたらまず消費者金融の看板が目に入る街って正直住みたくないです。どれだけ、不景気なんですか。でも、看板出す側は、絶対そんなことは考えてない。自分の会社のテナントが入ってるんだから、広告料払っているんだから当然じゃないかとしか思ってないはずです。

街は広告のためにあるのではなく、そこに住む人々のためにあるはず。なのに、広告によって街のイメージを思わぬ方向に持っていかれたら、住民からしたら腹立たしい。

そもそも、消費者金融の看板が、ビルの壁面一面に設置すべきかというのも疑問です。消費者金融はそもそも必要な人が入る店であって、看板を見て、「あ、ちょっと借りてみよっかな~」と思う人はいないわけです。まあ、借りるかどうか迷っている人を追い詰めることはできているかもしれませんが。だから、そこに店があることが分かれば良く、「ここにあるんだ、よく見やがれ!!!」とまで、主張する必要ってあるのでしょうか?

景観のために、どこでも京都並みに広告を規制しろとは思わないですし、現実味もありません。前回の記事でも言いましたが、街中の広告は、しばらくその役割が注目されると思っています。
だからこそ、広告を設置する人には、広告が街を演出するという感覚を持ってほしいなあと思います。ただ、自分の主張ばかりをするのではなくて。
そんな広告のほうが、よい評判の広告になるって思っているのは、私だけでしょうか…

もっと、街と広告がよい関係を築けますように!!だって、私、この街も広告も好きですもの。
就活なので、今までいったことのない駅にいく機会も多くなりました。
そこで見つけたのが、写真の広告です。

実は、柱のすべてがこの広告。ここは、大阪市営地下鉄のある駅構内です。色違いの広告がずらーと並んでいるのはインパクトがあります。
広告主のFM802は、関西の大手FM局です。ミナミにあるいくつかのライブハウスを使って同時に音楽フェスを開催するなど、イベントの企画力には定評があります。ひと駅丸ごと演出してしまうのは、非常にこの局らしいですね。

自分が今まで以上に電車を使うようになって、交通広告の威力を実感するようになりました。駅にいたり、電車に乗っている時間は、否が応でも拘束されるのですから、交通広告はどうしても目に入ってきます。

で、交通広告以外で、今の私が普段から見る広告というのがテレビCMぐらいだったりします(広告表現を研究しているので、意識して新聞広告を調べたりもしていますが)。テレビもゴールデンタイムに見る人が減っているので、以前よりも影響力が減っているわけです。一方、ネット広告はまだ、試行錯誤中といった感じでしょうか。

昔よりも、みんなが見ているといえるメディアが減っているわけです。メディアに集まる人が減っている以上、実際に人が集まっているところでの広告―駅であったり、街中であったり―の影響力が以前よりも高まっているのではないでしょうか。

ただ、駅や街中の広告について、私はどうしてもひとつ懸念があるのです。懸念については次回お話します
私が新卒採用のための会社説明会に行ったときの話。

その会社は、ベンチャーの人材派遣会社。
会場のホテルの会議室につくと、入り口には十数名の若手社員が並んで笑顔で「こんにちわ」とお出迎え。
その笑顔の一様さに多少の不安を抱きつつも、席に着く。

説明会開始。
正面のスクリーンにその会社のPR映像が流れる。
「私たちは、人とのふれあいを大切にします」というメッセージはわかったものの、いったい何の会社かそれだけではわからない。
映像終了後、社長登場。
開口一番「きみたちは夢を持っているか!!!!」
そんなやけに熱い話で、1時間半。
いつまでたっても詳しい事業内容にならない。一切会社の具体性が見えない。
「君たちはまだ若い」って…説明会で言うことか?

結局、何もメモ取るべきところが見つからず、2時間を無駄にしたとしか思えなかった…


これ以来、ベンチャー企業の説明会に行くのが怖いです。
私、熱く来られても引くだけなんで。またあんなのだったらどうしようと考えてしまいます。

でも、人材業界のことを調べていくうちに、この社長の熱さも納得がいくようになりました。
人材はどんな会社でもやっていることは一緒なんです。
派遣や人材紹介、求人広告会社…人材系の会社は今乱立しています。
その中で差別化をどのように図っていくか。

人を商売にしている以上、人で差別化するしかないんです。
つまり、魅力ある人間をそろえ、クライアントを惹きつけなければならない。
だから、社長自身も魅力的であろうとするのでしょう。社長自身のブランド化を目指しているのです。

つまり、社長で差別化。情熱で訴えたらそれで引っかかる人もいるだろうし。

しかし、情熱を訴えるのならば、その根拠も見せるべき。
大企業に信頼されていることを根拠にいっていたけど、そこに切り離されたらどうするのでしょう。
最初のPR映像のゆったり感とのギャップもありましたし。

…私は信頼できないなあ。



最後になりましたが、早速のトラックバックと読者ありがとうございます。大変励みになりました。
初めての投稿は、今話題のライブドアVSフジテレビから。

私は心理学専攻で、経済のことはからっきしですが、大人の方々のブログを読んで日々勉強しています。
ブログにはほんとお世話になってます。ありがたいです。

この騒動、素人の目から見ても、フジテレビ(サンケイグループ)は印象を悪くしたと思います。
ニッポン放送社員が「私たちは団結してサンケイグループに残ることを選ぶ」って言ってもあまりに白々しいですし。

この騒動で、ライブドアはフジテレビの化けの皮をはがしたといえるのではないでしょうか。
今回のライブドア騒動は、今まで強固だったメディアが持つブランドが揺らいできたことを象徴していると思います。


今までメディアは、自分たちで情報を発信できるという特性を存分に生かして、自分に都合の悪い情報は隠してきました。
業界の保守性や、ナベツネのようなメディアを自分の利益のために利用する人間の存在などが、広く知られることを防いでいたのです。

しかし、ネットの存在がこのような情報も暴き始めました。誰でも情報を発信できるようになったのですから当然です。

さて、メディアはそのようになっても今のブランドを守ることができるのでしょうか。
下手したら、「テレビなんてうそしかいわねーじゃねぇか」なんてなって、あっという間にネットに今の地位を明け渡すことになりかねません。

今まで、悪い面を隠すことでメディアはブランドを保ってきたのは否めません。
しかし、これからは、よい面・悪い面両方さらけ出し、それでもメディアがよいと思われるような差別化が必要なのです。
さて、これが利益を守られ温室育ちのテレビ業界に可能なのでしょうか…

うかうかしていると、またホリエモンに揚げ足取られますよ(笑)