奈良市般若寺町(はんにゃじちょう)にある国の重要文化財 奈良監獄(旧奈良少年刑務所 )を見たい衝動に駆られ、東名阪道〜名阪国道経由でドライブがてら突撃しました。
ナビで確認しながら奈良公園を北進すると住宅街の中に突如赤レンガ造りの建造物が現れます。
重厚感のある外壁や正門の半円形のアーチ…ロマネスク様式が目をひき、歴史ある建造物にうっとりおねがい

1908年に明治政府が全国5ヶ所に造った山下啓次郎氏設計の『五大監獄』(千葉監獄・金沢監獄・奈良監獄・長崎監獄・鹿児島監獄)の一つで、1946年から少年刑務所として使われていましたが、耐震性の問題などにより2017年3月末に閉鎖されました。
2016年に国の重要文化財に指定されています。
長く続くレンガ塀は景観の美しさとは裏腹に一般社会から隔離された刑務所であったことを印象付けます。

今後は監獄ホテルとして生まれ変わる予定で2020年度中の開業を目指しているそうです。

閉鎖的で特殊な空間である刑務所がどのようになるのか…興味津々

外観を眺めただけで滞在時間は短かったものの心地よい余韻に浸りながら、ハンドルを握りしめ片道2時間強の帰路に就きました照れ