転職で売り手市場になっている業界の1つに介護業界があります。人材不足の介護業界では、年齢や経歴、資格の有無を問わずに、やる気がある人を積極的に採用していますが、転職を有利にすすめるためには、介護職員初任者研修を修了しておくことをおすすめします。 介護職員初任者研修とは、自力で日常生活を送るのが困難な高齢者や身体障害者の方を支援するのに必要なスキルを学ぶことができる資格で、最短1ヶ月、5万円前後の費用で取得することができるといわれています。
ちなみに、この資格があれば、介護業界では引く手あまたと言えますが、自分の希望に応じた勤務先を吟味する必要があります。介護の仕事はやりがいがあるものの、ハードな面を持っているので、十分な人手が確保できていない施設や新人研修がまったくなく、いきなり業務を丸投げするような職場だと、長く続けることが難しくなるかもしれません。 また、雰囲気が良くなく、仕事が忙しいと給与面や人間関係に不満を抱える場合もあるので、働きだしてからギャップを感じることもあります。ですから、入職してから後悔しないように、職場選びは慎重に行ってください。
介護職への転職については、専門のコンサルタントがいる転職サイトを利用すると情報収集がしやすく、面接対策をはじめとした手厚いサポートが受けられるので、自力で働きやすい職場を見つける自信がない場合は、利用してみるといいかもしれませんよ。
志望動機は、自分が会社に対して持つ入社の熱意と自分の価値観、会社への適性を伝える重要な項目です。
ですから、会社に対するラブレターのようなものとも言えますし、その書き方ひとつで会社からの印象は大きく変わってくることでしょう。
良い志望動機を書くためには、まずは会社の魅力や良い点をよく理解するところから始めましょう。
自分が会社に対して良い印象をもち、魅力的な点を見い出すことができていれば、それは熱意として会社に伝わるはずです。
魅力を探し出す際には、メモ用紙などを用意して、その企業の良い点、好きな点を箇条書きしていくとスムーズです。
次は、自分自身について整理しましょう。いくら魅力的な企業でも、その魅力に自身の考えが合っていなければ、志望動機にはなりません。
自分はこのように思う、だからこそ御社のこの点が自分にピッタリだと考えました、というような構成にすることで初めて、自身がその会社に適した人材だとアピール出来るのです。
ですから、自身の価値観を整理するために、企業の魅力を挙げたときと同じようにリストアップを行いましょう。
この際のリストアップする項目は、出来るだけ仕事に関連するものを選んでいくことがコツになります。
このような働き方が好き、このような分野に挑戦したいといったような仕事のやり方に直結するものであれば、さらに志望動機が書きやすくなるからです。
2つのリストが完成したら、その中で関連するものを見つけましょう。
企業の魅力や特徴に、自分の価値観が合っているかを確かめてみてください。
あとは、関連する価値観と企業の魅力をそれぞれ文章として組み立てていけば、魅力的な志望動機の完成です。
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