ガソリン税暫定税率問題 | テレビウオッチャー

ガソリン税暫定税率問題

ガソリン税暫定税率分を巡って今国会は攻防が続いておりましたが、この問題はそう簡単ではないようにわたしは思います

税率を下げるとガソリンの利用率が増えて環境問題的にいかがなものかという趣旨の事を町村官房長官は言っておられましたが、それなら何の為の道路建設であるのかと言いたいですね
道路を地方に新規に作るとなると野や畑や森は道路建設分は減ってしまうワケでありますから道路を作る事自体は環境破壊であります
それに使わない道路と言う事をわかっていながら建設するというのはそれこそいかがなものか

一方でもしこの暫定税率を撤廃するとなると道路工事関係者の仕事は減るか、無くなるか、景気が良い時にはさほど問題ではないが、今はそんな時でもない、財政投融資政策的にこれがなくなると不況に輪をかける事になりかねない

もうひとつあまり語られていないが原油を精製するとコールタールが出て、これを道路のアスファルトに活用している、これが人体にとって安全であるかどうかはわからないが、道路を建設しなければ恐らく大量のゴミとしてやっかいなコールタールが出てしまう事になる
この点について民主党や他の野党がもっと考えるべきでその辺りの問題点をどう対処するかも含めてより深い議論をして頂きたいものだと思います

わたし個人的にはガソリンを下げてもらえるのは歓迎
もし下がる方向でまとまるとしたら年末でしたか値上がりしたタクシー料金もこれは当然見直されるのですよね