最新の液晶&プラズマテレビは何故ワイド画面になっているのか?その秘密はデジタル放送にあります。

従来の地上アナログ放送は4:3(いわゆるレターサイズ)でしたが、地上デジタル放送では16:9のワイドな映像が標準です。

CM等一部の映像はデジタル放送でも4:3ですが、基本はあくまで16:9のワイド画面です。

ということは、地上デジタル放送を画面いっぱいに映したいときは、ワイド画面のテレビが必要だということです。

デジタル放送を見るために、テレビはそのままで、デジタルチューナー付録画機器等だけを購入して放送を見ることはできても、信号の映像サイズが合わないため、【映像の左右がカットされた状態】もしくは【上下に余白ができた状態】で見るはめになるので、注意が必要です。

ちなみに、我が家の画面比率16:9の液晶テレビで地上デジタル放送及びアナログ放送を見た時の写真は下記の通りです。


16:9液晶テレビ画面で地上デジタル放送を見た時は正しく表示される

地上デジタル放送を見た時
(デジタル放送は16:9なので画面いっぱいに表示される)





16:9液晶テレビ画面で地上アナログ放送を見た時は左右に余白ができる

地上アナログ放送を見た時
(アナログ放送は4:3なので左右がカットされる)


シャープのAQUOS!新機種32型液晶テレビ
2008年2月9日に発売予定

2011年7月24日までに地上アナログ放送は終了し、地上デジタル放送に移行されるわけですが、消費者にとってメリットはあるのでしょうか。

従来の地上アナログテレビだけでは、放送を見る事ができなくなり、デジタルチューナー内蔵テレビの購入というデメリットしかないように思います。

しかし、地上デジタル放送は消費者にとっても下記のようなメリットがあり、新しく地上デジタル放送対応のテレビを【購入又は買い替え】したとしても十分価値のある買い物と言えます。

<地上デジタル放送のメリット>
1.映像が高画質
我が家にも、SHARPのAQUOSがありますがデジタル放送を見た後に、アナログ放送に切り替えると画像が荒くて目が痛くなるほどです。

ちなみに地上デジタル放送と地上アナログ放送の切替はリモコンでボタンを押すだけです。我が家のリモコンを写真にとりました。

我が家のテレビSHARPのAQUOSはリモコンで地上アナログ放送とデジタル放送の切替ができます。

2.CDなみの高音質
テレビから聞こえてくる音質もアナログ放送と比べると非常にクリアになり、音楽番組を見ればその違いは明らかです。

3.電子番組ガイド(EPG)
放送の番組表がテレビの画面上で見る事ができ、【今どんな放送があるのか】【これからどんな放送があるのか】が簡単に分かります。

毎回新聞を見て確認する必要がありません。

電子番組表もリモコンから簡単操作!新聞いらずです

4.データ放送
データ放送により、リモコンのボタンを押すだけでいつでも住んでいる地域の最新のニュースや天気予報を見る事ができ、放送を見逃した時でも安心です。

データ放送で、住んでいる地域の最新ニュースや天気予報が見れます。

私の自宅の薄型液晶テレビはSHARP AQUOS LC-20D10です。クリックすると現在の楽天市場での最安値を見る事ができます。