#2
○好きなセリフ○
テツ「権利が半分になり、義務が倍になる」
青年「幸せは倍になりませんかね?」
テツ「なるもんか」
沙良N「それはどこか、
周囲を巻き込む明るさに満ちていて」
雅子「女の歳は、男の歳と足して2でわるの。
そうでなきゃふけこんじまうからね」
雅子「ずっと恋してなくちゃダメよ。
女は死ぬまで恋をして綺麗でいないとね」
青年「愛じゃなくて恋ですか?」
雅子「女に愛なんか存在しないのよ。
あれはね、ただの情ってもん。
そんなのに縛られて
枯れてく人生なんてまっぴらだわ。
いい?
女はいつまでもときめく恋が続くか、
終わるかどっちかなの」
雅子「男は弱いよ。
情っていう
愛だかなんだかわかんないものを
優先するからね」
沙良「女は、ときめく恋だけに生きる?」
雅子「そうさ。
卵、幼虫、さなぎ、成虫、そして産む。
何度も変身を繰り返す生き物だから、
永遠なんていらないの。
その時、その時、
刹那を生きるんだよ」
青年「一見、
下品な行動に思われるかもしれませんが、
本当の意味は違う」
沙良「本当の意味?」
青年「私に釘をさしたんです」
沙良「釘をさす?」
青年「若いホステスを抱かせる代わりに、
あなたに手を出すなと」
沙良「夫は浮気したんじゃない。
私がさせたの」
沙良N「私自身、
肉親との縁が薄かったからなのかもしれません。
いつもどこか頼りなく、
不安定な自分を感じていました。
それは、結婚してからも変わることはなく、
自分だけの愛情を無条件に注ぎ込める
小さな器が欲しかったのかもしれません。
それが不条理なことに、
心臓の悪い娘だったのです。
決して傷つけられたり
裏切られたりしないですむ、
永遠の安らぎを。
誰にも邪魔させない」
○感想○
野島さんって結婚についてどう思ってるんだろう。
「49」の時もそうだけど、
結婚が意味のないものだと思っているんじゃないかな。
たかが紙切れ一枚。
そんなことより、真実の愛がある。
なんだかそういうメッセージをよく受け取ります。
紙切れ一枚で縛られ合う関係よりも、
たとえ周りからどう見られようと、
当人同士が互いを欲し合うことが大切というか。
墓場だと感じるくらいなら、
結婚なんて意味がない。
意味があるのは、ふたりの世界を構築すること。
それこそが野島さんの無償の愛なのかもしれません。
(母と子の愛情が
野島さんの中では一番だとは思いますが)
母と子という無償の間柄の持つ空間、
それこそが「狭い世界」。
お互いが依存しあっていて、
「この世界でママがいてくれたらいい」
という感覚。
それこそが無償の愛。
しかし、ここに剛が関わっていき、
もし彼を愛してしまったら
その世界は簡単に壊れてしまうんでしょうね。
彼女は娘のためだけに生きてこそ、
その世界は成立するのだから。
母親という檻の中から、
救い出すことが正しいことなのか、
それはわかりませんが…。
彼女自身、そうした狭い世界をつくるために
「生き残って」きたという言葉の通り、
戦い、排除してきた。
浮気させることで傷ついた素振りを見せて
狭い世界から夫を追い出した。
悲しかったわけじゃない。
これで狭い世界を作ることが出来たという、
悦の笑みだったんですね。
「耳に痛いほど静かね」
とか、そういうセリフ回しも
野島さんならでは。
こうした言葉づかいにも注目していきたいですね。

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