ハメられたーーー。まんまとはめられたー。
歯ぎしりがとまらない。
私も所詮、テレビに踊らされるちっぽけな存在・・・。うぐぐぐぐ。
何に?
そう、フジテレビの「あいのり」に、です。
ご存知、ラブワゴンで世界1周。運命のヒトに出会ったら告白、OKだったらキスして帰国の「あいのり」です。
この番組、私にとっては最も「ハマりにくい」類のものだった。
だってすぐに自作のポエム詠むんだもーん。
ギター持ってるヤツはすぐに自作の歌かきならすんだもーん。
だいたい、恋愛するために旅に出るなんて、生ぬるいわ!
が、ここ数ヶ月。私は「あいのり」にチャンネルを合わせてしまっていた。
最近の女子メンバーのエグさに目がクギ付けになってしまったためだ。
ある女子は、興味がない男子を完全シャットアウト。意中の男子に告ってフラれると地べたにしゃがみこんで延々泣きじゃくる。
またある女子は、告った男子にフラれるも、「私がシアワセにしてみせる」とスッポン級の粘りで食い下がり帰国をしぶる。
ある女子は、すっとんきょうなアニメ声で意中の男子に迫り、「もっと一緒にいたい!」を連呼。
そして最も強烈とされる女子は、独特の低音ボイスで男子にからみつき「私は都会のお嬢様」ポエムを発表。うまくいかなきゃ慰められるまでわめき続ける。
彼女たちがエグくてどうしようもない性悪、とは思ってない。むしろそんな風には思わない。
すべてはテレビの中の出来事なわけだから、制作者側の都合のいいように演出・編集され、それが放送されただけ。
だから、やらせだろうと、テレビ用に「つくったキャラ」だろうと問題ない。もちろん素でも構わない。
昨日の放送はとうとう、アニメ声女子VS都会のお嬢様女子の対決だった。
結果は、二人ともフラれておしまい。チャンチャン。
2女子は、振った男子にもらった指輪(男も男ってことだ)を「バッカヤロー」と捨て、「早くステキな彼氏をみつけたい」と言いながら去っていった。
地獄絵図だと思っていたものが、5歳児のお絵かきにすりかわったみたい。
なぜこんなにも悔しいのか?この「はめられた感」はどこから?
要は、私が甘ちゃんだったってことだ。
テレビのいいようにはされない、私は斜に構えて観てる。そう思っていたはずだったのに、実はいいようにされていたってことだ。
気を引き締めよう。
そう強く誓った夜だった。