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迷わないサイトのつくり方

皆さんは、地図で行きたい場所を調べる場合、いま自分がいる場所など、まず起点となるポイントを把握しようとしませんか?Web サイトにも同じで、ユーザーが次のページを探そうとする際、いま自分が Web サイトの中でどの位置にいるのかを考えることがあります。

■迷わないためには現在地を教える
もしユーザーがサイト内でどの位置にいるのかわからなければ、次にどこをクリックすればよいかが判断できずサイトから出ていってしまったり、全く見当違いのページへ移動してしまったりしてしまいます。

サイト運営者は、そのような事態が起こらないように、ユーザーに対して、いま Web サイトのどこにいるのかという位置情報をわかりやすく伝えなくてはなりません。

たとえば、上部や左部に配置されるナビゲーションでは、現在開いている箇所をハイライト表示するなどして他より目立たせることで、現在どのカテゴリにいるのかをわかりやすく提示しています。

■パンくずリストが勢力拡大中
「パンくずリスト」や「パンくずナビ」と一風変わった名前で呼ばれるナビゲーションをご存じでしょうか。

童話「ヘンゼルとグレーテル」に出てくる、迷わないようにパンくずを落としながら歩いたという話が由来で、Web サイトの中で来た道を表示すると同時に、もといたページへ簡単に戻れるようにする、という機能を持ったナビゲーションです。

似た機能に、ブラウザの戻る・進むボタンがありますが、パンくずリストは Web サイトの階層構造を表すもので、必ずしも進んできた道を正確に示すものではないという点が異なります。パンくずリストには、今いる位置を素早く把握することができる、今いるページが属するカテゴリのトップ、つまり関連する情報が存在しそうなページへ素早く移動できる、という独自のメリットがあるのです。

たとえば、検索エンジンを経由してサイトに訪れる場合、最も下層のページへダイレクトに進入するケースも多いですが、パンくずリストがあれば、そこから一階層上のページへ移動することも簡単で、同列にまとめられている他のページへ移動するなど、ユーザーのスムーズなサイト回遊をサポートしてくれます。

従来、パンくずリストは、主に習熟したユーザーが効率よくサイトを回遊するためのものでしたが、多くの Web サイトで採用されたことや最新の Windows OS である Vista に取り入れられたことなどで、現在では大部分のユーザにとっては親しみ深く、使いやすいナビゲーションのひとつとなっています。

■パンくず導入のコツ
たいへん有益なパンくずリストですが、導入には意外に手間がかかります。それはパンくずリストが各ページに固有のものであるが故に、各ページごとにコツコツと追加・修正を行わなくてはならないからです。

しかしながら、現在は、Web ページの制作ソフトや CMS などをうまく使用して、効率的にパンくずを生成するような方法もありますので、まだパンくずを設置していないサイトでは、導入を検討してみてください。



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