巨人の星(再放送)[第151~152回]|対決、その前夜&対決!!星対伴
(再放送)2010年10月4日~ 月~金 19:00~20:00(毎回2話放送) TVK 原作 - 梶原一騎(作)、川崎のぼる(画) 脚本 - 山崎忠昭、松岡清冶、佐々木守、長浜忠夫、辻真先、斉藤次郎、松元力、島修司、さわきとおる、吉田喜昭、山崎晴哉、宇佐美寛、伊東恒久、林すみ子、鈴木良武、竹内泰之、吉田茂承、斉藤望、金子裕 作画監督 - 楠部大吉郎、香西隆男、椛島義夫、斉藤博、遠藤正史 美術監督 - 小山礼司(1話-57話)→影山勇(58話以降) 美術デザイン - 小山礼司(67話以降) 音楽 - 渡辺岳夫 原画 - 塩山紀生、米川功真、荒木伸吾、小林治、森下圭介、小松原一男、石黒昇、今沢哲男、中村英一、芝山努、近藤喜文、北原健雄、前田実 他 コンテ - 吉川惣司、出崎哲、富野喜幸、奥田誠治 他 演出 - 長浜忠夫、出崎哲、小林きよ子、小林かおる、斉藤博、石川輝夫、奥田誠治、吉田茂承、斉藤望、吉川惣司、御厨恭輔 ナレーター - 小林恭治 協力 - 東京読売巨人軍 資料提供 - 越智正典(91話) 制作 - よみうりテレビ、東京ムービー * cast 星飛雄馬 - 古谷徹 星一徹 - 加藤精三 星明子 - 白石冬美 花形満 - 井上真樹夫 |
第151回★対決、その前夜
刺客の伴に追いかけられている飛雄馬
アッ、お前は!
「どっちが本物のオレなんじゃい!」という伴の夢である
一方、左門は弟たちに特訓を手伝わせていた
布の陰から落とした球を、しゃがんで打つのである
弟たちはこれであんちゃんも魔球を打てると喜んでいるが、
試合の順番から言って、巨人と当たるのは中日のほうが先なのであった
浮かない顔は花形も同じであった
伴はサッカーボール打撃特訓
「お前は刺客に立候補したことを後悔しているのだろう!」と一徹
「今からでも代えてもいいんだぞ…ミラーなどに」と意地悪く言う
伴はうぬぬ…となり、「どんなことがあっても取り消したりはしませんわい!」
サッカーボールを次々と場外に飛ばすのであった(怪力すぐる…ww)
練習を終えて宿舎に戻った伴は、
ベッドサイドテーブルの引出しから明子の写真を取り出すと、
ただいま、明子さん…
俺はどうすればいいんじゃい、安全な株どころか危険すぎたんじゃい…
と話しかけるが、写真はちっとも返事をしないので諦める
翌日、伴は土下座して一日早く東京へ行かせてくれと頼む
明子会いたしの一念である
といっても明子の居所を知っているわけではないので、
手当たりしだいにガソリンスタンドを当たるが、見つからない
アッ
本物は自分のほうから中日の宿舎を訪ね、
伴選手にと手紙を渡してすばやく去っていくのだった
帰ってきた伴は封筒の字を見て大喜び
しかし文面はわずか2行半
「迷うことはありません、親友に打たれてこそ飛雄馬も本望
ただまっすぐに進んで下さい」
明子さん、あんたは強い女性じゃのう…と涙を流す伴であった
世間は「黒い霧」事件の噂でもちきりのようである
憤懣やるかたない気分になった花形は、急にやる気を見せる
飛雄馬と対決する伴にためらいがあっては疑いの目で見られる、
男の世界の厳しさを満天下に知らせよ、だから先取りされる不運を嘆くまい!
というようなことを記者に語るのであるが、何を言っているのかよくわからないwww
黒い霧を持ち出す必要はないんじゃないの
(黒い霧事件は1969~1971年の出来事で、放映当時のリアルタイムの事件だ
西鉄、大洋、中日、東映、近鉄、阪神、ヤクルト、南海、ロッテなど
広い範囲で選手や元選手がタイーホされたり処分されたりしている
くわしくはこちら)
花形の小演説はすぐに記事になり、一徹を通じて伴に渡される
一徹、体育館の中にもかかわらず消える魔球を投げ、伴はみごと打ち砕くのだった
消える魔球打倒の特訓は完成したのである
第152回★対決!!星対伴
開幕戦のベンチ入り選手を発表する川上
「まさか俺の名を出すはずはない…」と高をくくる飛雄馬の思惑をよそに、
「まず投手陣だが…」とメモを読む川上は「星、お前をベンチに入れる」
コーチ二人もぎょっとするが、川上は、王者巨人としての中日の挑戦の“受け方”を問題にする
作戦にのったと見せかけた策があるのだ、と説明する
試合当日――
飛雄馬のベンチ入りを知って、一徹&水原は「例の手を狙っておるな」とほくそえむ
一方、川上と中尾も「中日さんは作戦に乗ったと思っているだろうな」とニヤニヤ
フッフッフッフッ!
巨人の先発は高橋一三、伴も先発キャッチャーではない
高橋は当初打たれて立ち直り、5回までを打ち取るも、
6回二死の状態で一徹はダブルスチールの奇襲を仕掛け、1点をもぎとる
神経の細い高橋はショックでまた打たれてさらに1失点、そしてフォアボール
「どうしてあげようもない俺の立場がつくづく不甲斐ない!」と飛雄馬
帽子が変だよww
と、川上はあっさりと飛雄馬をリリーフに出す
ええっ(変な恰好)
一徹もすかさず代打に伴を指名
川上は飛雄馬の肩を叩いて、わしには作戦があると囁く
しかし一徹は「わしの裏をかいたつもりだろうが、わしの思う壺!」
すげーイヤそうな顔
巨人の星 全11巻セット (講談社漫画文庫) ¥7,161