巨人の星(再放送)[第145~146回]|はばたけ不死鳥&O.N 魔球への挑戦
(再放送)2010年10月4日~ 月~金 19:00~20:00(毎回2話放送) TVK 原作 - 梶原一騎(作)、川崎のぼる(画) 脚本 - 山崎忠昭、松岡清冶、佐々木守、長浜忠夫、辻真先、斉藤次郎、松元力、島修司、さわきとおる、吉田喜昭、山崎晴哉、宇佐美寛、伊東恒久、林すみ子、鈴木良武、竹内泰之、吉田茂承、斉藤望、金子裕 作画監督 - 楠部大吉郎、香西隆男、椛島義夫、斉藤博、遠藤正史 美術監督 - 小山礼司(1話-57話)→影山勇(58話以降) 美術デザイン - 小山礼司(67話以降) 音楽 - 渡辺岳夫 原画 - 塩山紀生、米川功真、荒木伸吾、小林治、森下圭介、小松原一男、石黒昇、今沢哲男、中村英一、芝山努、近藤喜文、北原健雄、前田実 他 コンテ - 吉川惣司、出崎哲、富野喜幸、奥田誠治 他 演出 - 長浜忠夫、出崎哲、小林きよ子、小林かおる、斉藤博、石川輝夫、奥田誠治、吉田茂承、斉藤望、吉川惣司、御厨恭輔 ナレーター - 小林恭治 協力 - 東京読売巨人軍 資料提供 - 越智正典(91話) 制作 - よみうりテレビ、東京ムービー * cast 星飛雄馬 - 古谷徹 星一徹 - 加藤精三 星明子 - 白石冬美 花形満 - 井上真樹夫 |
第145回★はばたけ不死鳥
宮崎キャンプに参加した飛雄馬
俺はもはやひとりぼっち…と冴えない飛雄馬である
珍しくバッティングのシーン
宮崎といえば、あれから1年たったのだった
飛雄馬、美奈さん…とつぶやいたりしてるが、名前を口にしないんじゃなかったのか
イヤ忘れよう、と首を振りながら球を打ったものだから、キャッチャーフライに
「なんだってでく人形みたいに首を振ったりするんだ!」
中尾監督が不審がってるww
明石キャンプでは、伴が一徹のコーチのもと場外ホーマーを連発
オズマと違って伴は単純なので、コーチに竹刀は要らないのである
一徹はベンチで、サッカーボールを仕入れてくれと水原監督に頼む
宮崎の海に向かって、幻の伴と会話をして精神の均衡を保つ飛雄馬
翌日のバッティング練習では少し打てるようになるが、柴田に取られてしまい、
「俺はなんてついていないんだ…」とあくまでいじける
「そもそも、こんな精神状態の時にバッティング練習をやらされていることが不幸なんだ…」
こいつ野球選手に向いてないのではwww
一徹が中日選手にサッカーボールを打たせていると聞き、飛雄馬はショックを受ける
こんな機械はないと思うww
「両足を…つっこんだ…!」
花形の雪玉特訓と同じ、ひしゃげるボールの真芯を打つための特訓なのである
しかしなぜボールがひしゃげるのか、その説明はいまだにない
もう俺には何も残らん…!
飛雄馬は練習を休ませてくれと川上に直訴し、
「そんな手前勝手なことは許さんぞ!」と怒られる
一方、沖診療所では、沖医師が「こりゃいかんな」とつぶやいていた
沖医師は宮崎球場に顔を出し、飛雄馬を診療所に誘う
飛雄馬は山道を懐かしむものの、診療所に入って奈美を思い出してしまうことをためらう
「思い出してもらいたくてここへ連れてきたんだ」と沖医師
「もっと自分に素直になりたまえ、思い出すのは人間として当たり前じゃないか
そういう不自然な心をもっていては、いつまでたっても世の中の真実はつかめん!」
何を言っているのかわからないwww
追いつめられた飛雄馬
しかたなく診療所の戸を開けるが、美奈さんの写真から目をそむける
美奈が刺繍したペナントwww
沖医師「死の間際まで糸と針を離さず縫っていたよ…」って、当時の話と違い杉だろうwww
不死鳥はやはり虫プロ風味
自分の死を知りながら最後まで雄々しく、という部分で共鳴した飛雄馬であった
第146回★O.N 魔球への挑戦
迷いが吹っ切れた飛雄馬の、力の入った投球練習
見てやってください、と自慢する中尾監督に、
イヤあの球は死んでいるよ、と川上は言い、「ロウソクの最後の輝き」と評する
その晩、飛雄馬と長嶋・王は川上の部屋に呼ばれる
川上はONに消える魔球と対決をしろと言う
長嶋も王も一度は「遠慮させてもらいます」と部屋を出ようとしたが、
どうしてもと言うなら…
「俺は正真正銘の負け犬に…」
次の瞬間、いつものように花形、左門、伴、一徹の幻影が、じわり、と現れる
一徹だけが残り、
「イヤサ飛雄馬よ、まだお前に残っているものがある
死出の旅路に発つ者に野辺の送りがいるように
今生に咲いた花はいずれ手折られるのが運命というもの、
その最期を見届けるがいい!」
イヤサてwwwなんという大時代なセリフなんだwww
その後は、伴、花形、左門と次々に消える魔球を打ち砕いていく
凍りついてしまった飛雄馬
夢であった
川上の部屋での出来事はどうなってしまったんだ
隣で眠っている同僚の顔を見下ろし、
「こういう寝姿が今の俺には限りなく羨ましい…」
厭味なやつだなオイwww
見下ろすと庭でONが素振りをしているのでおそれをなすが、
ふとテーブルを見ると明子からのハガキが…
寒さが続く毎日ですがお元気かしら 力をおとさずに頑張って下さい 今の飛雄馬にせめて姉としてこの言葉をおくります 「幸福は肉体の健康によろしい だが精神力を発達させるのは悲しみである」 |
今度はプルーストww
青春読書
俺はたとえ打たれようとも死力を尽くす!さて寝るか…
だから人相悪いってww
巨人の星 全11巻セット (講談社漫画文庫) ¥7,161
明子は一人寝の気ままさで、すっかりを満喫しているようだ ありがとうねいちゃん! 翌日、実際にONの前でマウンドに登った飛雄馬 なんだか悪い顔に 王は左門のブンブン打法で球筋を確かめる続く第2球ではその球筋めがけてバットを振るが、ファウル(飛雄馬は内角に球を寄せていた)焦った王は次は外角と決めてかかるが、飛雄馬はあえて内角の消える魔球みごと王を打ち取った 続く長嶋の作戦は…「あっ、消える魔球の球筋にバットを出された!」 ファウルチップである動揺した飛雄馬、さらに目をつぶっている長嶋にびびり、消えそこないの魔球を投げてしまう「ボールが消えないぞ!」という仲間のどよめきに、「なんだなんだ?」とあわてて目を開く長嶋しかし空振りしてしまう「なぜ消える魔球を投げん、星!」と文句を言う長嶋川上「長嶋、今のは星の失投だ」飛雄馬「その通りです」「消える魔球でなくても文句は言えん、ルールに反したわけではない」と川上、「しかしわしとしても納得がいかん、両者とも全力を尽くしてほしい」「聞いたか星、ベストを尽くしてこそ勝利だ!」と長嶋は勝ち誇る「ハッ、燃えている、二人とも…」と王なんだか変な会話である 心眼で消える魔球を打つ 「ひいっ」 そして辛くも避けて そして素手で打球をキャッチ「くそう手がしびれて一塁へ投げられん!」 そのままボールを抱えて一塁へ結果はアウト「星、負けたよ、君の魔球に!」つまり、消える魔球の原理がわかっても、そう簡単に打てるわけではないのだった「ONと対決していたときのお前の気持ちを言ってみろ!」と川上 「あえて言えば…白紙」「それだ星!」「そうか、今の俺に必要なのは命のあるかぎり燃えることなんだ!」急に殊勝になった飛雄馬を、姉ちゃん=プルーストの言葉が響くのだった