地味によかった 「また!?オ・ヘヨン 僕が愛した未来」 | 渡邊津弓のイトオシイ毎日☆

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自分を大切にすることを一生懸命やっているところです。

アマプラで18話

見終わりましたニコニコ

※画像はお借りしました


エリックさん ソ・ヒョンジンさん 主演


高校時代の3年間 同姓同名の美人のオ・ヘヨンと比較され続けた、普通のオ・ヘヨン(ソ・ヒョンジンさん)。 卒業して数年。結婚式の前日に破談になるびっくりが、それも、美人のオ・ヘヨンが原因だった。結婚式当日に美人のオ・ヘヨンに逃げられたパク・ドギュン(エリックさん)が、自分を振った美人のオ・ヘヨンが、別の相手と結婚すると誤解して、普通のオ・ヘヨンの結婚相手を陥れ、逮捕させたキョロキョロから。

 そんな因縁の二人が出会い、愛し合う…


普通のオ・ヘヨンは、普通だけど、両親にとても愛されて育ったから、愛を与える力がすごい。ストレートに好きな人にぶつかり、喜び、浮かれるが、その分、ダイナミックに恥も書く。恋愛で何度も傷つく場面は、辛いわ恥ずかしいわで、刺さるショボーン 死ぬかと思うほどボロボロに傷つく。けど、必ず復活する。厳しくも深い愛情を注ぐ母親(キム・ミギョンさん)と、無職?かしら、いつも家にいて、強い母親の影で口数少なく、良い働きをする照れ父親(イ・ハヌイさん)、親友がそばにいる。

 普通のオ・ヘヨンみたいに、愛されることを知ってる人が、ほんとに幸せを掴める人だと思う。おねがい

 パク・ドギュンは、心を開くことができない、かなり重症な人生を送ってきた人。音響職人だった父親は、やさしくて大好きだったが、  音は消えるから楽でいい、というような考えを持っていた人。幼いドギュンを連れて岸壁で風の音を録音中に、岸壁から落ちて死んでしまう。姿が見えなくなった父親を探して、倒れてる父親を一人で引きずっていく経験を持つ。母親は、派手好きで父親とソリが合わず、何度も結婚を繰り返し、映画会社を経営しているが、やりくりが厳しくなるとドギュンに金の無心をする。両親が子どもに与える影響は大きい。

 ドギュンは、いつからか、自分の死に際に思い返す場面が見えるようになる。そこに登場するのが、普通のオ・ヘヨン。彼女と出会う前から彼女の姿が見えるし、知り合ってからも、少し未来の場面が見えるようになる。ただ未来が見えるのかと思いきや、自分が車にはねられて死ぬ場面まで見えるように…

 美人と比較されてなんだか…ってだけの恋愛ドラマかと思っていたら、そんな単純ではなかった。

 死ぬ時に、後悔する自分を見て、心に素直に、精一杯愛したい人を愛そうと、ドギュンが変わっていく様子を描いたドラマだった。エリックさんって、堅物というか、こだわりがあるちょっと拗らせてる感じがハマるので、リアルに、「コイツほんとやっかいだわ」と、自分と重ねながら見てました。

そして、つくづく、ドギュンが自分を変えてよかった。おかげで未来が変わった。ドギュンが心を閉ざしたまま、見た未来を悲観して、相手のためだと、勝手に信じ込んで身を引いてしまうと、誰も幸せにならなかった。みんなを不幸に巻き込んでしまうところだったショボーン 


 地味に心に引っかかる、良いドラマでした。人は自分の気持ちに素直に身を任せて生きないと、拗れるのです。ね。