父とのつながり | 渡邊津弓のイトオシイ毎日☆

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自分を大切にすることを一生懸命やっているところです。

今朝、亡くなった父のことが
ふわっと湧き上がってきた。
朝の床掃除をしてる最中だった(笑)

父は酒に酔っては
何度も何度も繰り返し
自分の生い立ちの恨みを口にした。
大人数兄弟の長男。
働かない祖父。
父は幼い頃から家計のため
玉を巻く仕事をしていた。
自分は学校を休み、下の兄弟姉妹は行く。
内職の給料は祖父が先に取っていく。
時代劇のような過去の事実を
繰り返し繰り返し。

この癖のために
私たち家族は崩壊していった。

父はずっと我慢し
自分を犠牲にし続け
それを昇華できないまま
年を取ってしまって
祖父も祖母もなくなって。
怒りが恨みになって愚痴になって
酒で自身の身体を痛めつけた。

私もこれだったんだなと、
思いつく。
どうも私は怒り気質だと思っていた。
今はおさまりつつあるが
父への思いに当たり付き
さらに、自分がわかった気がする。

難しい家族関係の元に
私が生まれてきたのは
こんなふうに時間をかけて
自分をわかるためなんだろう、か。

父を少し理解することで
自分をさらに受け止める。
父の存在に有難う。

有難う。有難うございます。