御茶ノ水で眼科提携のメガネ・コンタクト販売員をしていた頃。
毎日ノルマを追いかけ、上司からのプレッシャーとパワハラ、そして満員電車…。

仕事に行く前から気持ちが重く、
「今日も数字を取らなきゃ」「また怒鳴られるかもしれない」
そんな思いで出勤していました。

数字を達成しても「次はもっと」と求められる。
お客様に寄り添うよりも、売上を積み上げることが優先される。
自分が何のために働いているのか、だんだん分からなくなっていきました。

正直、心も身体も限界に近づいていました。
電車に乗るのも辛くなり、「このままじゃ自分は壊れる」と思ったんです。

そこで決断したのが「移住」でした。
妻の故郷である宮崎に移り住み、都会での働き方から離れる選択をしました。

収入は下がったけれど、心はずっと軽くなった。
家族との時間や、自然の中で暮らすゆとりは、都会では手に入らなかったものです。

同じように都会で疲弊している人は少なくないと思います。
これから、そうした方に向けて自分の体験をシェアし、
相談できる場も作っていきたいと考えています。