ツヨシです!
こう見えて一応、現役のデザイナーでして(笑)
ロゴマークなんかも作ったりするのですが・・・
世の中のロゴには色んな意味が込められています。
例えばsonyのVAIO・・・
このロゴは、左側のVAが「波」アナログを表し
右側のIOが「 1と0 」二進法のデジタルを表しています。
つまり、アナログとデジタルの融合ってやつですね♪
この言葉、今聞くと少し古くさく感じますが・・・(笑)
他にも、Amazonは
矢印はお客様の「ニヤリ」とした口元を表していて
矢印が伸びているのはA to Z 、つまり全ての物が有るよ!と
いう意味を含んでいるそうです。
ノースウェスト航空は、昔こんなロゴでした。
これは、Wの一部分を切り取って
Northwestの「N」と「W」を表しているだけでは無く
実は方位磁石になっていて、針先は北西を指しています。
新しいロゴではそれが顕著に表されていますね。
FedExは・・
EとXの間に矢印が隠されていて
正確さとスピードを表しているそうです。
隠し絵的な物で行くと・・・
このロゴなんかもそうですね。
「1」が隠されています。(えっ?隠れていないwww)
ユニリーバは意味だらけです(笑)
なんと「 U 」の中に隠された25個のアイコンには
それぞれ全てに意味が有ります。
ロゴについて (http://www.unilever.co.jp/aboutus/ourlogo/)
これは沢山の事業部やブランドを持つユニリーバが
それら全てを表したいと作られているそうです。
さて皆さんは、
これらのロゴの意味を
ご存知でしたか?
恐らくご存じない方も多い事でしょう。
僕もこの仕事をしていなければ
知ることもなかったと思います。
全くもって「伝わらなければ、無いのと同じ」状態ですね。
では、なんのためにこんなモノ作っているのでしょう?
それは、社員と会社のために作っているんです。
よく考えられている、企業のロゴマークとは
「お客様をどう喜ばせたいのか」を社員に伝え
忘れないようにするための「旗」の役目を持っています。
昔「ブランディング」という
解ったような、解らないようなコトバが大流行したとき
沢山の企業が新しいロゴやVI、CIに変更し始めました。
僕も過去に何度も言われた事があります。
「企業イメージを良くするロゴを作って下さい」って(笑)
なにか抜けていますよね?
そう、ロゴを変えたらイメージが変わるのでは無くて・・・
「お客様をどう喜ばせたいのか」を社員に伝えることで
社員が変わり、サービスが変わり、結果、イメージが良くなり
その企業ブランドがお客様に求められる。
間違っても、美しいロゴがブランドを作る訳じゃないんです!
自分たちのサービスがブランドを作るんです!!
ブランドなんざ、元は家畜を識別するための
ただの「焼き印」だったんですから!!
・・・ふぅ
少し熱くなってしまいました(笑)
まぁ、休日の戯れ言と言う事でひとつお許しを・・・(爆)
勿論こんな考え尽くされたロゴじゃなくても全然良いんですよ。
ただ、ロゴに目的を持つなら少しは考えないとね。
最後に我らがアポー
最初のロゴはこんなのでした。
リンゴの木にもたれかかって本を読んでいる
アイザック・ニュートンだそうです。
ただ、これじゃ堅苦しすぎる!っていうので
これに変わりました。
リンゴがかじられているのは「bite=かじる」と
「byte=単位のバイト」をひっかけているんだとか。
それと当時のコンピュータはモノクロ出力が当たり前の時代
Appleはカラー出力ができるぜ!って狙いがあったとかで
こんなカラフルなのに変わったそうです。
これはお客様向けですね、販促的なロゴとも言えるでしょう♪