「辞めます」 っと言ったときの上司の反応は普通どんなものだろう。


ドラマ的に考えると


「どうしたんだい?」っとまず理由をきくのでは?


「人間関係か?」


「仕事がきついのか?」


など。



だが、悪魔に言わせると、それはいたれりつくせりの環境で、


甘やかしているという。


だから悪魔はそんな言葉は口にしない。



「そうか、わかった。で、いつで辞める?」


そうきいてくる。




「辞める」ということで、私はどこか甘い言葉を期待していた。


とめてほしかったんだと思う。


だが、私の言葉とは裏腹に


結局私が受け取ったのは


彼にとって、この会社にとって


私は不必要な人間でしかないとう事実だった。




辞めるといった日から辞める日まで


私に課された仕事は雑用。


「辞める人間に与える仕事などない。」


それが悪魔の無言のメッセージ。


名刺整理をさせられながら、なんだかむなしくて、くやしくて、情けなかった。


早くここからいなくなりたい。


早くこの悪魔から離れたい、その一心だった。



だから


まさかこの悪魔と付き合うことになるとは、、文字通り


夢にも思わなかった。



次回へつづく