SDGs大学の2回目はジェンダーについて。

高校生の頃に、ジェンダーという言葉を知ってから、何かにつけて社会のあれこれが気になるようになった。
というか、このジェンダーに関して知るにつれ、私のおかしいと思ってた感覚って、そんなにおかしくなかったみたい。と。
これは、周りの人たちがおかしいということではないです。
そういう社会に生まれて育った以上、ある程度考え方が固定してしまうのは仕方がないと思う。
でも、それが唯一の正解として押し付けられ、強制されるのはやはり変。
それでも、#metoo と言えるように、やっとなってきた。
私がジェンダーという言葉に出会って20年目のことです。

講義の中で、先生はSDGsの全てのゴールにジェンダーは関わっている。SDG5を解決できれば、ほとんどの問題は解決できる。と言っていました。
本当にその通りだと思う。
ジェンダーグラスをかけてみると見える世界が変わるという話をしていたけれど、それは逆に、思い込みや偏見の色メガネを外すような感覚に近い。
ジェンダーのメガネをかけて考えることで、余計なノイズを消していくアイディアが生まれていく。

そして、みんなで何が問題点で、どうしたら解決できるのか考えた。
いろいろ意見が出たけれど、教育って大事というのは、どのグループでもキーワードになっていた。
学びの中でいろいろ蓄えていくのはまあまあできるけど、思い込みや偏見を切り離していくのって意外に大変。
ただ、周りの状況に関係のない個人の感情は否定しようもないものだけれど。

そして、性別に関係なく自己主張できる環境かどうか。
女性が発言権が与えられるだけでも社会が変わる。
やはり、まだ女性の方が社会的弱者なのは事実だから、その目線で話ができるのは重要ということ。

けど、本来は発言権は許可されるまでもなく持っているもののはず。
ここは、忖度せずにうっかり喋っちゃうのも作戦なのでは?と、これは私のつぶやき。

掘り下げていくと、いろいろな方向に発展していくジェンダー問題。
面白い。というのは良くないのかもしれないけれど、知ると世の中、わりと馬鹿げたシステムの繋ぎ合わせで効率悪いね。というところが見えてきたりもする。
何かに行き詰まった時こそ、ジェンダーについて考えるって悪くないと思います。